Webディレクターが副業で稼ぐには?週2-3案件の獲得方法について解説

最終更新日:
週3で稼働OKな案件が見つかるフリーランスエージェント
【第1位】レバテックフリーランス(公式:https://freelance.levtech.jp/
・週3日以内はハイスキルが求められるものの、求人数も多く高単価。
・初めてフリーランスエージェントを利用するならおすすめ。
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「 Webディレクターの副業案件はどこで探せばいいの?」
「未経験からでもWebディレクターの副業はできる?」

この記事では、上記のようなお悩みを解消するため、実務経験のあるWebディレクターの人をメインに、副業可能な案件が見つかるおすすめのサービスや、副業を始める際のポイントを紹介します。

先に本記事の結論をお伝えします。

  • Webディレクターの副業は実務経験があれば可能だが、未経験からの挑戦はハードルが高い
  • 副業案件の単価相場は月30万円〜95万円程度と幅広い
  • 週1・2日〜/土日・平日夜稼働など柔軟な働き方を目指すなら「クラウドワークステック」
  • スキルアップ・キャリアアップできる案件を探す/サポートを重視するなら「レバテックフリーランス」や「HiPro Tech」 に登録

より自分に合った好条件の案件を見つけるには、複数のフリーランスエージェントに登録して案件を検索しましょう。

単純に選択肢が広がるだけでなく、それぞれのエージェントで単価の見積もりをしてもらうことで、高単価な案件を獲得しやすくなります。

以下は今回ご紹介するサイトで、Webディレクターの案件数を比較した表です。参考にしてみてください!(表は左右にスクロールできます)

公式サイト エンジニア案件数 稼働日数
(目安)
特徴
レバテックフリーランス
https://freelance.levtech.jp/ ★★★★★ 週4~5日
※週3日以内はハイスキル向け
ITエンジニア系職種に特化
・個人では受注が難しい高単価な大手企業の案件
専門性の高いカウンセリングによる案件紹介サポート
HiPro Tech
https://tech.hipro-job.jp/ ★★★ 週3〜5日
土日も可
・週3日から稼働OK
スキルアップ・キャリアパスを考慮した案件を紹介
エンジニアスタイル
https://engineer-style.jp/ ★★★★★ 週1~5日 優良エージェントの案件を厳選して掲載
・大量の案件をまとめて確認できる
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表は公開求人のWebディレクター案件数ですが、エージェントに無料登録して面談すれば、非公開求人も紹介してもらえます。

エージェントが保有する求人の大半は、ネットでは見られない非公開求人です。

面談して希望条件を伝えれば、自分にぴったりな案件を見つけられる可能性が高くなります。

まずは 『レバテックフリーランス』などWebディレクター案件を多く保有しているサイトに複数登録し、希望に合う案件があるかを面談でチェックしましょう。

Webディレクターの副業はできる?未経験からも可能?

結論から言うと、Webディレクターとしての実務経験があれば副業は可能です。フリーランスエージェントなどでは、Webディレクター向けの副業案件が多数掲載されています。

しかし、未経験からWebディレクターの副業を目指すのは、正直なところハードルが高いと言わざるを得ません。多くの副業案件では、即戦力となる実務経験が前提とされるためです。

どうしてもWebディレクターの副業に挑戦したい未経験の方は、以下のような方法を検討しましょう。

  • スクールで知識・スキルを習得してから副業を探す(例: インターネット・アカデミー, デジプロ
  • まずはWebディレクターとして転職し、実務経験を積んでから副業を始める
  • WebマーケターやWebライターなど、関連性の高い職種から副業を始め、徐々にWebディレクションの領域にステップアップする

いずれの方法も時間はかかりますが、着実にWebディレクターに必要な知識やスキルを身につけることができます。

Webディレクターの副業の単価相場

IT業界に転職する前に知っておきたいことを徹底解説

Webディレクター向けの副業案件の単価相場・収入目安は、月額30万円~95万円程度と幅広いです。

フリーランススタートの調査によると、Webディレクターのフリーランス案件の平均単価は約60.9万円となっています。

引用:フリーランススタート(https://freelance-start.com/jobs/job_category-11)(2023年8月30日時点)

単価は、求められるスキルレベル(進行管理のみか、企画・戦略立案まで含むかなど)、稼働日数(週1〜2日か、週5日か)、契約形態(業務委託か、準委任か)などによって大きく変動します。

一般的に、企画・設計や上流工程から関わる案件、専門性の高いスキル(例:大規模サイトのディレクション経験、特定のCMSやツールの知識)が求められる案件ほど高単価になる傾向があります。

Webディレクターの副業案件例

Webディレクター向けの副業案件には、様々な種類があります。ここでは、実際に募集されている案件の例をいくつかご紹介します。

案件例1:グローバル新卒と企業を結ぶWebサービス運営企業でのWebディレクション支援

案件タイトルグローバル新卒と企業を結ぶWebサービスを運営している企業でWebディレクション支援
単価〜 800,000円
案件概要
■募集背景:これまで自社サービスであるグローバル新卒と企業を繋ぐマッチングサービスで採用をしたい企業からマネタイズしてきたが、自社運営のグローバル学生のキャリア支援/コミュニティのユーザー数も増えてき...
必要スキル
・ビジネスサイドと開発サイドの橋渡しができる方・UX改善経験
求人元FLEXY(フレキシー)
公式ページhttps://flxy.jp/

グローバル新卒と企業を繋ぐマッチングサービスサイトの企画設計からUI/UX改善までを担当するWebディレクター案件です。ビジネスサイドと開発サイドの橋渡し役としてのコミュニケーション能力やUX改善経験が求められます。週2日からの稼働が可能で、最大報酬は月額80万円と比較的高単価な案件です。

案件例2:BtoB卸・仕入れサイトのWebディレクター兼デザイナー支援

案件タイトルBtoB卸・仕入れサイトのWebディレクター兼デザイナー支援(フルリモート・ビジネスタイム外可)
単価〜 1,000,000円
案件概要
<募集背景>当社のデザイン部では3つの事業会社のデザイン業務を担っています。しかし、ハイクラスのデザイナーが2名退職し、8月にはマークアップエンジニアの方の退職が決まっている状態で、現状はチームリーダ...
必要スキル
・webデザイン制作におけるヒアリング、情報整理、設計、カンプ作成の経験・webサービスのUIデザイン/LPやバナーなどの広告系のディレクションの経験・webサービスのUI実装/LPやバナーの作成経験
求人元FLEXY(フレキシー)
公式ページhttps://flxy.jp/

BtoBの卸・仕入れサイトのデザイン改善において、ヒアリングから設計、カンプ作成、場合によってはデザイン実装まで幅広く担当する案件です。Webデザイン制作のディレクション経験に加え、UIデザインや広告系のディレクション・実装経験も求められます。フルリモートかつビジネスタイム外での稼働も相談可能で、最大報酬は月額100万円と非常に高額です。

案件例3:有名玩具メーカーでのDX推進におけるWebディレクション支援

案件タイトル有名な玩具メーカーでDX推進おけるWebディレクション支援
単価〜 480,000円
案件概要
【募集背景】取り組みを会社として活性化させていきたいが、社内に知見経験のある人材がいないため。【業務内容】Webディレクター・公式通販サイトの運営、集客、CVR向上、CRM施策、デジタルマーケティング...
必要スキル
・通販サイトでCDPを活用した顧客分析、CRMの実施によるLTV向上の実績のある方・社内外の関係者を巻き込むプロジェクト推進経験のある方(プレゼン資料作成、発表など)
求人元FLEXY(フレキシー)
公式ページhttps://flxy.jp/

有名玩具メーカーの公式通販サイト運営において、集客、CVR向上、CRM施策、デジタルマーケティングなどのPDCA実行を担うWebディレクター案件です。CDPを活用した顧客分析やLTV向上施策の経験、社内外の関係者を巻き込むプロジェクト推進経験が求められます。週2日からの稼働が可能で、最大報酬は月額48万円です。

これらの例は一部であり、求められるスキルや業務内容は多岐にわたります。副業エージェントに登録し、自身の経験や希望に合った案件を探してみましょう。

Webディレクターの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説

Webディレクターの副業案件を探す方法

Webディレクターにオススメの副業案件の探し方は、以下の3つになります。

  • 人の紹介を頼る
  • クラウドソーシングサービスを利用して探す
  • フリーランス・副業向けのエージェントを利用して探す

副業案件を探す方法①:人の紹介を頼る

Webディレクターが副業を探すとき、人の紹介を頼って探すこともできます。

クラウドソーシングサービスやエージェントを通さない分、ある程度の関係値から仕事を始めることができるのでお互い信頼感を持って仕事をすることができます。

一方で、以下のような注意点があります。

  • 口頭契約で済ますのではなく、しっかり書面で雇用の契約を結ぶ必要がある
  • 低単価で仕事を依頼されていないか相場を見て調べる

苦にならないのであれば、以前の職場などから案件を紹介してもらうのも手です。

副業案件を探す方法②:クラウドソーシングサービスを利用して探す

Webディレクターの副業の探し方には、クラウドソーシングサービスを利用して探す方法もあります。

クラウドソーシングサービスでは、以下の2通りがあります。

  • ある案件に対して自分が応募する形態
  • 自身の能力をプロフィールに書いておき、その能力に応じてクライアントが案件を依頼する形態

後者の場合は、難易度やハードルが低くなっています。

経験の浅い人は、クラウドソーシングから気軽にはじめてみましょう。

副業案件を探す方法③:フリーランス・副業向けのエージェントを利用して探す

最後は、フリーランス・副業向けのエージェントを利用してクライアントを探し、業務委託案件で稼ぐ方法です。

この方法がWebディレクターの副業のなかでも、最も高収入が得やすいです。

デメリットとしては以下の2点があります。

  • 稼働条件が決まっている場合がある
  • 実務経験やスキルがないと案件を受託できない場合がある

一方で、メリットとしては以下の3点があります。

  • 単価が高い(例:週2で最大40万円/月)
  • 仕事の仲介にエージェントが入ってくれる
  • クライアントの募集要項が明確

ある程度Webディレクターとしての実務経験がある場合は、エージェントを利用するのがおすすめです。

Webディレクターの副業案件探しにおすすめのエージェント

DAI
基本的には副業案件自体がどのエージェントでも少ないため、「求人数が多いレバテックフリーランスに1社登録し、2-3社並行して登録しておくと、よりよい副業求人に出会うことができます。

レバテックフリーランス|ハイスキルエンジニア向けの高単価案件が揃う

運営会社 レバテック株式会社
公式サイト https://freelance.levtech.jp/
契約形態 業務委託契約
対応地域 全国
支払いサイト 15日サイト(月末締め翌月15日支払い)
求人数 107548件(2025年5月現在)
リモート求人数 -
福利厚生 税理士紹介
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経理・確定申告代行・節税などに強い税理士をご紹介いたします。

有名クラウド会計ソフト 例:2か月無料
経理初心者でも使いやすい有名クラウド会計ソフトが特別価格で利用できます。

確定申告セミナー無料参加
確定申告セミナーに優先的にご案内。税理士が税申告をサポートします。

マネープラン相談
何度でも無料相談OK
上級資格保有ファイナンシャルプランナーにいつでも無料で、マネープランについて相談できます。

レバテックフリーランスは、フリーランスのITエンジニア・デザイナーに特化した、業界最大級のエージェントです。最大の魅力は、中間マージンを極力排除した高単価の「直請案件」が豊富なこと。サイバーエージェントやDeNAといったメガベンチャーをはじめ、誰もが知る大手企業のプロジェクトに参画できるチャンスが多数あります。

また、案件提案から条件交渉、参画中のフォローまで、専任の担当者が徹底的にサポート。LINEでのスピーディーなやり取りも可能で、煩雑な手続きに時間を取られることなく、本業に集中できます。公開求人数は10万件以上と圧倒的で、あなたのスキルや希望にぴったりの案件が見つかりやすい環境です。

「高単価を目指したい」「大手企業でキャリアを築きたい」「手厚いサポートを受けたい」という経験豊富なエンジニアの方に最適なエージェントとなるでしょう。ただし、実務経験が浅い場合や、週1-2日の案件、地方常駐を希望する場合は、他の選択肢も検討すると良いかもしれません。フリーランスとしてさらなる飛躍を目指すなら、レバテックフリーランスは強力な味方になります。

DAI
求人数が最大のレバテックフリーランスには必須で登録しつつ、苦手を補うようなエージェントに2-3社登録するのがおすすめです。
【レバテックフリーランス】案件数が豊富なフリーランスエージェントサービス
案件数が豊富なIT向けフリーランスエージェント。業界最高水準の案件単価!高額案件・高収入を目指すならここ

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HiPro Tech|リモート案件・高単価案件が多いエージェント

HiPro Tech(ハイプロテック)は、パーソルキャリア株式会社が運営するIT・テクノロジー領域に特化したフリーランスエージェントです。企業とフリーランスを“直接契約”でつなぐことを特徴とし、中間マージンが発生しないため、高単価・高報酬な案件が豊富に揃っています。

掲載案件の約70%が自社開発で、25%は週3日以下の稼働と、自由度の高い働き方を実現できます。さらに「案件リクエスト機能」により、今すぐ稼働できない方でも条件に合った案件を優先的に紹介してもらえる点も魅力。登録から契約までのサポートはすべて無料で、初めてのフリーランス活動でも安心して利用可能です。PM・エンジニアからデータサイエンティストまで幅広い職種に対応し、全国どこからでも参画できる案件も多数。キャリアの自由度と収入の最大化を両立したいITプロフェッショナルに最適なサービスです。

HiPro Tech公式ページにアクセスする

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クラウドワークス テック|リモート案件に強いサイト

クラウドワークス テック

(画像はクラウドワークス テック公式サイトより引用 https://crowdtech.jp/ )

運営会社 株式会社クラウドワークス
公式サイト https://crowdtech.jp/
契約形態 業務委託契約 (正社員登用できる場合もあり)
対応地域 全国
支払いサイト 15日サイト(月末締め翌月15日払い)
福利厚生 ベビーシッターサービス
ケガや病気で、収入が途絶えてしまうリスクをサポート
病気やケガ(精神疾患を含む)で業務に従事できない状態が90日を超えて継続した場合、最長10年間、毎月5万円が支払われます。

クラウドワークス テックは、エンジニア・デザイナー・マーケター向けのフリーランスエージェントです。リモート案件が豊富で、週3日〜働ける案件を多数保有しています。

クラウドワークス テックの主な特徴としては、以下の3つがあります。

  1. リモート求人が多い
  2. エンジニア、デザイナーの案件数が多い
  3. 週3〜4日で働ける案件がある

リモート求人が多い

クラウドワークス テックのリモート案件数は、他のエージェントと比較してもトップクラスの案件数です。

※フリーランスエージェントで得られる案件は、常駐の案件も多いです。一部リモートなどの案件はありますが、フルリモート案件の割合は少ないため、リモート案件に強みのあるクラウドワークス テックは魅力的です。

またクラウドワークス テックはサイト上で公開されている求人以外にも、多数の非公開求人を保有しています

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【クラウドワークス テック】リモートワークで働きたい人におすすめ
業界トップクラスのリモートワーク案件数を誇るフリーランスエージェント

Webディレクターとして副業するメリット

Webディレクターが副業するメリットは、以下の5点です。

  • 収入が増える
  • 本業に活かせる
  • 人脈が広がる
  • 一度副業してみることで独立するべきか試せる
  • Webディレクターは副業を選ぶことができる

これから詳しく解説していきますね。

メリット①:収入が増える

Webディレクターが副業をする大きなメリットは、収入が増えることです。

エージェントには週2日×8時間の稼働で、月30万円以上の報酬をもらえる案件もあります。

時給が高い案件を選べば、短い稼働時間でも効率的に稼げるのが魅力です。

さらに副業の場合、収入に上限がありません。

努力が成果として反映されるため、本業以上に稼ぐことも夢ではないでしょう。

メリット②:本業に活かせる

Webディレクターにとって必要とされる知識や能力は、かなり幅広いです。

  • 経営管理やプロジェクトのマネジメント能力
  • WebデザインやUIUX設計の知識
  • プログラミング関係の知識
  • マーケティング関係の知識
  • ライティングの知識

Webディレクターはざっと挙げただけでも、上記のような知識や能力が必要とされる大変な職種です。

沢山の知識や能力が必要とされるWebディレクターは、それぞれの知識がなかなか深まらないことが多いです。

一方で、会社だけではなかなか学びづらいということもあると思います。

そこで、Webディレクターの副業を本業に加えてやることで、それらの欠けた知識や能力を補ってスキルアップすることができます。

メリット③:人脈が広がる

副業で働くとさまざまな人と仕事をするため、自然と人脈が広がります

人脈が広がると以下のようなメリットがあるため、ぜひ挑戦してみてください。

  • クライアントから好条件な別の仕事を紹介してもらえる
  • 副業先の会社からスカウトされる
  • 最新の情報や技術を手に入れられる
  • 業界の著名人と繋がれる

副業で得た最新の情報が本業でも役立ち、年収がアップするケースもあります。

メリット④:一度副業してみることで独立するべきか試せる(Webディレクターは独立しやすい)

Webディレクターは、独立してもうまくやっていける可能性の高い職種です。

理由として、Webディレクターはそもそもマネジメントをする中間管理職的なポジションであるからです。

中間管理職であるWebディレクターはもともと会社で働いていてもエンジニアやデザイナー、マーケターなどとコミュニケーションをとってそれらの人をマネジメントし、一つのプロジェクトをまとめるという仕事です。

独立したとしても一緒に働くエンジニアやデザイナー、マーケターが社外の人になるだけで、特にやることは変わらないのです。

Webディレクターとして独立を考えている人は、いきなり今の仕事を辞めて独立するのはリスクが高いので、まずは今の仕事と副業を両立させることをおすすめします。

メリット⑤:Webディレクターは副業を選べる

Webディレクターは上記で書いたように多くの知識や能力が必要とされます。

言い換えると、Webディレクターは様々な知識や能力を持っているので、やりたい副業を選び放題だということです。

例えば、本業でプログラマーをやっている人が副業をしたいとなった場合にできるのはプログラマーだけですよね。(0から他の知識を勉強して副業を始める場合を除く)

しかし、Webディレクターなら幅広い知識や能力があるので、たくさんある選択肢の中からやりたい副業を選べます。

事業会社と制作会社のWebディレクターでは向いている副業は異なる

事業会社と制作会社のWebディレクターでは向いている副業は異なる

いくつかのエージェントを紹介してきましたが、一口にWebディレクターといっても、所属する企業や案件によって担当する業務は大きく異なります。

主なWebディレクターの所属先は事業会社か制作会社になりますが、そもそも仕事におけるゴールが異なるので、副業案件を探すときの指標としてください。

事業会社

事業会社は主に自社でサービスを提供し、事業を行っている企業を指します。

事業会社に属するWebディレクターは、主に自社サイトや自社サービスの改善を課題としています。

1つのサービスとじっくりと向き合い、データ分析を行うので、マーケティングスキルが身につきます。

副業として探す案件も、マーケティングの知識を活かして行うものを探すと良いでしょう。

制作会社

事業会社とは異なり、制作会社のWebディレクターは進行・管理が主な業務です。

クライアントから受注したWebサイトやWebサービスを滞りなく納品する必要があるので、適宜、社内外との調整業務が求められます。

デザインやコーディング、顧客対応まで幅広い知識を求められることに加え、トレンドにもアンテナを貼っておきましょう。

案件をこなしてくると、ディレクション能力が上がってくるので、副業にも応用できます。副業をすると、本業との相乗効果が生まれますよ。

Webディレクターに向いている他の副業は?

Webディレクターができるおすすめの副業は、以下の2つです。

  • Webマーケター
  • Webライター

おすすめの副業①:Webマーケター

Webディレクターの方には、Webマーケターとしての副業をおすすめします。

理由として、マーケティング関連の知識が身についていることが多いからです。

副業Webマーケターとしての経験がなくても、事業会社に勤務していれば本業のWebディレクターとして仕事をしていた経験を活かして、Webマーケターとして副業ができる案件もあります。

Webマーケターの副業事情!週1-3案件の探し方とおすすめの求人サイトを紹介

おすすめ副業②:Webライター

またWebディレクターの方には、ライターとしての副業もおすすめします。

理由として、ライティング経験があったり、SEO周りの知識やマーケティング周りの知識があったりするからです。

特にWeb関係で幅広い知識を持つWebディレクターは、ライターとして文字単価円や1記事円としてライティングの仕事を受け持つだけではなく、自分でWebメディアやブログを作り、それを運営することをおすすめします。

なぜなら、Webディレクターとしてこれまで培ってきた知識であるSEOやマーケティング、ライティングの能力を総動員して活かすことができるからです。

もちろん、ただ文章を書くのが好きだという方はライティングのみの副業もあるのでおすすすめです。

Webディレクターが副業するために必要な実務経験

実際に副業紹介エージェントでWebディレクターの副業案件で求められる実務経験を見てみると、以下の要件がありました。

  • サイト構築経験者
  • Webサイトのリニューアル経験者
  • Web制作会社などでのプロデュース/ディレクション経験
  • EC事業経験者

やはり、実務でのWebサイト構築や改善などの経験は必須事項となっていますね。

Webディレクターが副業をするためのスキルセット

Webディレクターの副業案件で求められるスキルは、主に以下の3つです。

  • マネジメントスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 業務に必要な専門知識

案件によって多少の差異はありますが、基本的にはWebディレクターを2~3年やっている人なら満たせるスキルがほとんどだと思います。

マネジメントスキル

Webディレクターはコストや時間を管理する、マネジメントスキルが求められます。

メンバーのスキルに合わせた目標設定や、スケジュール管理が必要です。

クライアントが求める成果を出すための、数値管理も行います。

Webディレクターとして副業したい人は、以下のスキルを身につけておきましょう。

  • KPIの設計・管理
  • 制作メンバーのマネジメント
  • 予算の管理
  • 工数の管理

全体を俯瞰する力が求められます。

コミュニケーションスキル

Webディレクターは仕事を進めるうえで、多くの人とコミュニケーションを取ります。

円滑に業務を進めるためにも、コミュニケーションスキルが必須です。

チームのメンバーだけではなく、クライアントや他部署の担当者とも連絡を取り合わなければなりません。

以下のような力を身につけて、成果を最大限発揮できる環境を作りましょう。

  • リーダーシップ
  • メンバーへの気配り
  • わかりやすく伝えるスキル
  • わかりやすい書類を作成するスキル

信頼の構築も、大事な業務の一部です。

業務に必要な専門知識

Webディレクターは上記2つのヒューマンスキルの他に、業務に必要な専門知識も求められます。

Webディレクションと言っても業務内容はさまざまなので、自身が担当する仕事に必要な知識を身につけるようにしましょう。

専門性の高いスキルを求められるわけではありませんが、プロジェクトを管理するうえで基礎知識は必要です。

ここでは多くの業務で必要とされる、3つの専門知識をご紹介します。

  • Webマーケティング
  • Webデザイン
  • プログラミング

上記のスキルが必要とされる業務内容もあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Webマーケティングの知識

マーケティングの知識は、特にWebサイトのディレクションとコンテンツディレクションの業務で必要です。

サイトやコンテンツを通じて、売上・集客に貢献できるよう、マーケティングの知識を身につけておきましょう。

具体的には、以下のスキルが求められます。

  • 戦略を考える力
  • 市場調査
  • アクセス解析・分析スキル
  • 広告運用スキル
  • ABテストツールのスキル

コンテンツディレクションの業務を担当したい方は、ライティングスキルやSEOの知識も習得しておきましょう。

Webデザインの知識

Webデザインの知識は、Webサイトのディレクション業務で必須です。

クライアントの意向に沿ったWebサイトを作成するため、デザインをチェックできるスキルを身につけておきましょう。

適切なデザインに仕上げるため、主に以下の知識が必要です。

  • 配色・レイアウトなどの見せ方の知識
  • UI/UXデザインの知識
  • デザインツールの知識

プログラミングの知識

プログラミングの知識は、Webサイトのディレクションや開発ディレクションの業務に必要です。

Webサイトのディレクション業務の場合、完璧に扱いこなす必要はありませんが、以下の基本的な知識は身につけておきましょう。

  • HTML、CSS、JavaScriptなどの知識
  • 簡単なPHP・WordPressの知識
  • データベース連携、サーバー処理などのシステム構築スキル

一方で開発ディレクションの場合は、PMの役割を期待されていることが多いです。

基礎的な知識だけでなく、業務に必要なプログラミングスキルを習得しておきましょう。

週1・2日~OKや土日のみのWebディレクター向け副業案件はある?

週1・2日~OKの案件はあるものの、比較的少ないという印象を受けました。

また、土日のみの案件は、週1・2日~OKの案件よりも希少な印象がありました。

週1・2日~OKの案件や土日のみOKの案件は、競争率が高く非公開案件になっている場合があります。本記事では、公開案件のみで調査したため、気になる方は各サイトで確認してみることをおすすめします!

週1・2日~OKの案件例

週2日でWebディレクター副業をする場合、以下のような案件があります。

案件名
【JavaScript/データ解析】ウェブサイトの改善におけるWEBディレクターの案件・求人
月額単価〜900,000円(週2日〜5日)
職務内容■ミッション
【募集背景】
サービスのグロースに伴い、既存のウェブサービス
ウェブサイト等の改善リソースが足りず補充が必要

【想定業務内容】
PM補佐として
・開発スケジュール管理、チケットの整理
・要件定義資料の作成
・LPフォームのABテスト、テストを踏まえた改善、実装
求めるスキル■必須スキル:
・WEB/開発ディレクターの経験
・Google分析ツールの使用経験
・ABテストWEB解析に基づく施策立案、実行経験

■尚可スキル:
・開発への理解(HTML/CSS/Javascript)
・ウェブ広告運用経験
・Tableau、KARTE使用経験

■求める人物像:
・ベンチャーでマインドをもち主体的にアクションできる方
案件URL【JavaScript/データ解析】ウェブサイトの改善におけるWEBディレクターの案件・求人 
(2024年08月23日 現在)

ITプロパートナーズでは他のエージェントと同様に非公開案件も多数取り扱っているので、まずは登録して案件を確認することがおすすめです。

リモート可能・在宅OKなWebディレクター向け副業案件はある?

在宅可能・リモートOKな案件はありますが、副業向けの稼働日数が少ない案件はまだ数が少ないです。

本記事で紹介している3つの案件紹介サービスのうち、最もリモート可能な副業案件が多かったのは「エンジニアスタイル 」でした(2023年8月30日時点)。

リモート可能案件のうち、特に出社が一切不要な「フルリモート」の案件は競争率が高いです。

応募が殺到するのを避けるために、非公開案件になっているケースもあります。

非公開案件の情報は、各社エージェントに登録して希望条件を相談しないと紹介してもらえません。

気になる方は各エージェントに登録し、担当者に確認してみることをおすすめします!

下記の記事でWebディレクターの在宅・リモート案件について解説しています。ぜひご覧ください。

Webディレクターは在宅・リモートワークできる?必要なスキルや求人例を解説

Webディレクターが副業からフリーランスとして独立するには?

Webディレクターとして副業してみて将来的に独立を考え始めたけれど、フリーランスになるためにはどうすればいいか悩まれる方もいらっしゃいますよね。

Webディレクターとしてフリーランスで働く方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください!

Webディレクターにおすすめのフリーランスエージェント厳選6選

これから独立を検討している場合、フリーランスエージェントに登録し、自分のスキルがどの仕事で活かせて、どのくらいの収入になるのか見てみるのが良いと思います。

Webディレクターが副業する際の注意点

会社の規則を確認する

副業を始める前に、会社で副業が認められているか必ず確認しましょう
最近は社員の副業を認める企業も増えてきましたが、まだ副業禁止の企業もあります。

また、副業が認められている企業でも「事前に申告が必要」など副業に関する細かい規則がある場合も。

副業を始める前には必ず就業規則をよく確認しましょう。

必要な手続きに漏れがないようにしましょう!

本業の競合企業では副業しない

副業が認められている企業でも、「本業との利益相反がないこと」が条件とされているケースは多いです。ライバル会社での副業はもちろん、以下のような案件も受けないようにしましょう。

  • 利害関係にある取引先
  • 本業で得た機密情報やノウハウ、人脈を利用した副業

副業で得た企業情報や機密情報を本業で使用し、トラブルに発展するケースは多いです。

最悪の場合は情報漏洩の責任を問われ、懲戒などの処分がくだることも。

情報の取り扱いに関する規則を確認し、仕事で得た情報を漏らさないようにしましょう!

本業に支障が出ない範囲で稼働する

副業といえども、本業と両立して働くには体力が必要です。副業が本業と両立できるかよく考え、本業に支障が出ない範囲で稼働するようにしましょう。

仕事を入れすぎると納期調整が難しくなり先方に迷惑をかけてしまいますし、休まず働き続ければ体調を崩して本業にも支障が出ます。

慣れるまでは、副業に使える時間管理や体調管理に気をつけましょう

年間の収入が20万円を超える場合は確定申告が必要

会社員の給与は勤務先で年末調整が行われますが、副業収入は自分で確定申告しなければなりません。

副業で得た所得(=収入 – 経費)が20万円を超える場合は、忘れずに確定申告を行いましょう。

申告をおこたると脱税扱いとなってしまいます。そうならないためにも、収入額・経費の管理を適切に行いましょう。

自分で管理するのが面倒…と感じたら、会計ソフトや税理士さんを頼りましょう!

フリーランスエージェントなど、副業向けの求人サービスの中には、税理士や会計ソフトを割安で融通してくれるところもあります。

職務範囲や条件を確認する

副業案件では契約の前に、職務範囲や条件の確認も行いましょう。

エージェントを利用している場合は、契約に関する内容についてもサポートしてもらえる場合もあるため、あまり心配はありません。

しかし、人からの紹介など自分で確認をする必要がある場合は、注意して内容を確認しましょう。

どこまで作業をするのか、期間はいつか、報酬はどの程度か、トラブルがあった際の対応などを口頭だけではなく、書面に残すと安心です。

実際に業務を始めたら思っていたのと違った!言われていない作業までやらなければいけなくなった、といったトラブルにならないよう事前の確認をしっかりと行いましょう。

まとめ

今回は、Webディレクターの副業について副業するメリットや向いている副業、実際の副業の詳細について説明しました。

Webディレクターとして、さっそく副業してみたい!という方には、エージェントで副業案件を獲得するのがおすすめです。

今回紹介した副業・フリーランスエージェント

週3で稼働OKな案件が見つかるフリーランスエージェント
【第1位】レバテックフリーランス(公式:https://freelance.levtech.jp/
・週3日以内はハイスキルが求められるものの、求人数も多く高単価。
・初めてフリーランスエージェントを利用するならおすすめ。
・ITエンジニア系職種に特化し、専門性の高いカウンセリングによる案件紹介サポートが評判。
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