SEOコンサルのフリーランスになるには?必要なスキルや単価相場などを解説

最終更新日:

本記事は、リクルート・マイナビ・ビズリーチ等の広告も含みます。

マーケター案件が豊富なフリーランスエージェント
【第1位】レバテッククリエイター(公式サイト:https://creator.levtech.jp/
週5の案件が豊富な、Web業界の専門性が高いエージェント。
高単価で案件の幅も広く、カウンセリングも丁寧。
【第2位】HiProTech(公式サイト:https://tech.hipro-job.jp/
IT・テクノロジー領域特化のエージェント。
リモート案件割合80%以上でフレキシブルに働ける。
【第3位】マーケティングプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/marketing
週2日〜5日・リモート案件を多数取り扱い
専属のエージェントが単価や条件交渉まで担当してくれる。

SEOコンサル向けの案件がなかなか見つからない…
SEOスキルが活かせるフリーランス求人はどこで探すのがおすすめなの?」

DAI
このような疑問を解消するため、この記事ではSEOコンサル・マーケター向けのフリーランス求人が見つかるおすすめのサービスを紹介します。

先に本記事の結論はこちら。

  • 求人探しや交渉を代行してくれるフリーランスエージェントの利用がおすすめ
  • より良い案件を探すため、最低でも2社以上のフリーランスエージェントに登録しよう
  • まずは高単価な案件数が多く、サポートも手厚い「レバテッククリエイター」に登録
  • サポートや福利厚生を重視するか、さらに高単価を目指すなら「HiPro Tech」も◎

より好条件の案件を探すには、複数のフリーランスエージェントへの登録がおすすめです。

閲覧できる案件数が増えるだけでなく、保有している案件を比較できるので、より高単価な案件も受注しやすくなります。

DAI
以下今回紹介するフリーランスエージェントの特徴やSEO案件数を表で比較しました!(表は左右にスクロールできます)
公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
レバテッククリエイター
https://creator.levtech.jp/ ★★★★★ 週3~5日 ・業界最大級の案件保有数で個人では獲得が難しい希少な案件も豊富
・業界内最高レベルの高単価案件を実現し収入アップに繋がる
・Web系デザイナーに加えて、マーケター系のリモート求人も多い
HiProTech
https://tech.hipro-job.jp/  ★★★★★ 週2〜5日 ・エンジニアメインのエージェントだが、マーケター案件も豊富
・企業との直接契約が可能
・リモート案件割合84%
マーケティングプロパートナーズ
https://itpropartners.com/marketing ★★★★ 週1~5日 ・約6割が週1-3日案件で副業に最適
・3,000社以上から求人を紹介
・1案件平均継続期間は1年以上
DAI
すでにフリーランスとして活躍している方も、これから独立を目指す方も、ぜひ参考にしてみてください!
河合大
監修
河合大


株式会社インディバース

SEOコンサルタント/Webエンジニア

新卒で株式会社ワークスアプリケーションズにて、QAエンジニアとして主に認証基盤のテスト担当。OAuth2.0の認証基盤の品質保証業務に従事。
その後株式会社アイデミーにてアフィリエイト広告を利用したマーケティングを、広告主としてリード。
のちに株式会社ポジウィルにて、アフィリエイト広告、その他マーケティングを担当。CMOに就任。
2019年8月に株式会社インディバースを創業。IT系のキャリア領域のメディア運営・アフィリエイトメディア向けのSaaSサービス/Webサイト制作などを行う。

目次

SEOコンサルのフリーランスはできる?未経験からも可能?

結論から言うと、SEOコンサルのフリーランスは十分可能です。

SEOコンサルタントとして求められる人物像は、テクニカルSEOやコンテンツSEO、被リンク戦略を総合的に理解し、SERPs(検索結果ページ)での上位表示を実現できる専門家です。

具体的には、クローラビリティの最適化、内部リンク構造の設計、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を考慮したコンテンツ戦略立案、競合分析によるキーワードギャップ発見などのスキルが不可欠です。

DAI
また、Google Analytics、Search Console、AhrefsやSemRushなどのSEOツールを駆使したデータ分析能力も重要視されます。

案件獲得においては、クラウドワークステックやFLEXYなどのIT系フリーランスエージェントへ登録し、案件紹介を受けるのがおすすめです。

CV率(コンバージョン率)改善やトラフィック数増加の具体的な実績を示すことで信頼性が向上します。

未経験者は、まず個人ブログでSEO実践を積み、Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)取得後、小規模案件から始めて段階的にスキルアップを図ることが現実的なアプローチです。

初期段階では単価は低めですが、継続的な学習と実績構築により、月単価50-100万円レンジへの成長も可能です。

SEOコンサル案件の単価相場

単価中央値: 70.0万円
単価平均値: 63.4万円
単価相場案件数
0〜9万円12件
10〜19万円29件
20〜29万円32件
30〜39万円65件
40〜49万円57件
50〜59万円71件
60〜69万円127件
70〜79万円187件
80〜89万円99件
90〜99万円65件
100〜109万円30件
110〜119万円6件
120〜129万円8件
130〜139万円2件
140〜149万円0件
150〜159万円2件
160〜169万円1件
170〜179万円0件
180〜189万円0件
190〜199万円0件
200〜209万円0件
210〜219万円0件
220〜229万円0件
230〜239万円0件
240〜249万円0件
250〜259万円2件
2025年8月時点

インディバースフリーランスが提携しているエージェントの全求人データをもとに抽出した結果ですが、平均単価相場/月は約63.4万円でした。
高単価の案件を探している人は、高単価案件が豊富なレバテッククリエイターで案件を探すのがおすすめです。

SEOコンサルのフリーランス案件例


SEOコンサルのフリーランス向け案件をいくつか紹介します。案件のスキル感や単価相場などを参考にしてください。

※案件は掲載当時の情報なので、募集が終了している場合もあります。

案件例1

案件タイトルSEO対策をはじめとした企画推進/フルリモート
単価〜 700,000円
案件概要
・グループ会社全体のSEO対策

・上位表示にむけた施策企画~推進
必要スキル
・SEO対策の経験

・戦略立案、オンページ最適化の経験

・アクセス解析の経験

・課題抽出の経験

・顧客との折衝経験
求人元ハイパフォーマーコンサルタント
公式ページhttps://www.high-performer.jp/consultant/

案件例2

案件タイトル飲食メディアのテクニカルSEOディレクション支援(フルリモート)
単価〜 700,000円
案件概要
飲食メディアのテクニカルSEOディレクション(SEOマーケター)を行っていただきます。下記が主な業務内容です。①既存コンテンツのPDCA(特にテクニカルSEO) ・調査、施策立案、要件定義、関係者への...
必要スキル
・SEO(コンテンツSEO、テクニカルSEO)の知識、経験・SEO集客施策のPDCAの経験・SEO順位計測ツールの活用経験・SEO施策提案時の効果見込(シミュレーション)作成・Google Analytics、Search Console等によるサイト分析の経験・Webサイト制作・運営の経験、知識・Excelスキル(関数利用等)・PowerPointを使った資料作成・プレゼンスキル
求人元FLEXY(フレキシー)
公式ページhttps://flxy.jp/

案件例3

案件タイトル大手小売企業様向けSEO対策支援/リモート
単価〜 800,000円
案件概要
・大手インテリア小売気業様向けプロジェクト支援。

・現在、情シス部門にてSEO業務にあたる内部施策を実施中。

・下記における概念理解及び設定や運用の実施をお願いしたい。

・Google Sear...
必要スキル
・SEOの経験

・HTML/CSSコーディング経験

・JavaScript実務経験

・Google Search Consoleの知見

・Google Lighthouseの知見

・Core web vitalsの知見
求人元ハイパフォーマーコンサルタント
公式ページhttps://www.high-performer.jp/consultant/

ご紹介した案件はあくまでも一例です。

エージェントに登録すると非公開案件が見られるので、まずは登録して自分のスキルに合った案件があるかチェックしてみましょう。

SEOコンサルのフリーランス案件探しにおすすめのエージェント

DAI
SEOコンサルタントが案件を探す場合は、求人数が多い「レバテッククリエイター」に1社登録し、2-3社並行して登録しておくと、より良い求人に出会うことができるのでおすすめです。
公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
レバテッククリエイター
https://creator.levtech.jp/ ★★★★★ 週3~5日 ・業界最大級の案件保有数で個人では獲得が難しい希少な案件も豊富
・業界内最高レベルの高単価案件を実現し収入アップに繋がる
・Web系デザイナーに加えて、マーケター系のリモート求人も多い
HiProTech
https://tech.hipro-job.jp/  ★★★★★ 週2〜5日 ・エンジニアメインのエージェントだが、マーケター案件も豊富
・企業との直接契約が可能
・リモート案件割合84%
マーケティングプロパートナーズ
https://itpropartners.com/marketing ★★★★ 週1~5日 ・約6割が週1-3日案件で副業に最適
・3,000社以上から求人を紹介
・1案件平均継続期間は1年以上

レバテッククリエイター

レバテッククリエイター公式サイト:https://creator.levtech.jp/

運営会社 レバテック株式会社
公式サイト https://creator.levtech.jp/
契約形態 業務委託契約 ・派遣契約
対応地域 東京都・大阪府が中心
支払いサイト 15日サイト(月末締め翌月15日払い)
求人数 1,028件
リモート求人数 -
福利厚生 税理士紹介や確定申告セミナーなどの税務関連サポート
人間ドックやスポーツジムなどが特別価格で利用可能
レストランでの食事・映画鑑賞・旅行などを割引

レバテッククリエイターの特徴は、以下の通りです。

  1. クリエイター特化ならではのカウンセラーの専門性の高さ
  2. さまざまなデザイナー系職種に対応している
  3. 他社と比較して、デザイナー系職種のディレクターを多数募集している

フリーランスでも安定して働きたい方は、まずレバテッククリエイターに相談してみることをおすすめします。

レバテッククリエイターに無料登録して案件をみる(公式サイト)

HiPro Tech

HiPro Tech(ハイプロテック)は、パーソルキャリア株式会社が運営するIT・テクノロジー領域に特化したフリーランスエージェントです。企業とフリーランスを“直接契約”でつなぐことを特徴とし、中間マージンが発生しないため、高単価・高報酬な案件が豊富に揃っています。

掲載案件の約70%が自社開発で、25%は週3日以下の稼働と、自由度の高い働き方を実現できます。さらに「案件リクエスト機能」により、今すぐ稼働できない方でも条件に合った案件を優先的に紹介してもらえる点も魅力。登録から契約までのサポートはすべて無料で、初めてのフリーランス活動でも安心して利用可能です。PM・エンジニアからデータサイエンティストまで幅広い職種に対応し、全国どこからでも参画できる案件も多数。キャリアの自由度と収入の最大化を両立したいITプロフェッショナルに最適なサービスです。

HiPro Tech公式ページにアクセスする

併せて読みたい

HiPro Tech(ハイプロテック)の評判は?利用のメリット・デメリット、使うべき人を紹介

マーケティングプロパートナーズ

引用:https://itpropartners.com/marketing

運営会社名 株式会社Hajimari
公開求人数 非公開
※利用企業数3,000社以上
強み ・約7割がリモート案件
・約6割が週1〜3日稼働
・高単価案件も豊富
おすすめな人 ・フレキシブルな働き方を求める人
・副業案件を探している人
・報酬の高さを重視する人
公式URL https://itpropartners.com/marketing

公式HPより引用/算出

マーケティングプロパートナーズは、エンジニア向けのエージェントサービス「ITプロパートナーズ」で知られる株式会社Hajimarinが運営しているマッチングサービスです。

同サービスの大きな特長は、リモート案件が豊富で、全体の約70%がリモートワークに対応していることです。

さらに、稼働日数が週1〜3日程度の案件が約6割を占めており、柔軟な働き方を望む方やワークライフバランスを重視する方に適した環境が整っています。

また、仲介を介さずクライアントと直接契約する直請案件が中心となっているため、高単価である点も大きな魅力のひとつです。

DAI
高収入を得られる案件が多いため、週3日の稼働でも安定した生活を実現しやすいでしょう。

案件の多くはスタートアップやベンチャー企業のものですが、規模の大きな企業の募集も取り扱っており、キャリアの幅を広げるチャンスが十分にあります。

引用:https://itpropartners.com/marketing

マーケターとしてキャリアアップしたい方は、希望条件やスキルなどについて一度相談することがおすすめです。

フリーランスSEOコンサルタントとは?

SEOコンサルタントとは、SEOにおいてクライアントのサービス売上をアップさせるためのアドバイスや施策の提案を行う仕事です。

SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからサイトに来訪する数、契約につながる数を増やすための施策を指します。

詳しくはこちら:SEOとは?[2024年完全版SEO対策]検索エンジン最適化ガイド東京SEOメーカー

DAI
SEOコンサルタントは常にクライアントのWebサイトや競合他社の動きを分析し、最適な施策を提案し続ける必要があります。

中でもフリーランスのSEOコンサルタントは1つの企業に所属することなく、さまざまなクライアントのSEOコンサルを行って生計を立てています。

DAI
幅広く活躍するためには、SEOの知識と経験だけでなく、分析スキルやマーケティングスキルなど幅広いスキルと経験が必要です。

フリーランスSEOコンサルタントの仕事内容と働き方

フリーランスのSEOコンサルタントが行っている、仕事内容と働き方は以下の通りです。

  • サイト構成やコンテンツを改善する
  • 基本は案件単位で仕事を得る

サイト構成やコンテンツを改善する

SEOコンサルタントは、前述の通りSEOの知識と経験を元に検索エンジンに最適なサイト構成やコンテンツ改善を行います。

たとえばサイトの構成を見直してユーザーが簡単に目的の情報にアクセスできるように改善したり、キーワードを適切に配置して検索エンジンがサイトを正しく理解できるようにしたりするなどの施策を考え、実行します。

DAI
実際にSEOコンサルティングを行なっている会社のサービス内容を見てみると、イメージが湧きやすいです。

クライアントのサイトの信頼性や権威性を高め、検索エンジンに評価してもらえるように最適化することで検索順位を向上させ、より多くのユーザーに情報を届けつつ成果をもたらすことが仕事です。

基本は案件単位で仕事を得る

フリーランスのSEOコンサルタントが仕事を得る場合、基本的には案件単位での受注です。

たとえばフリーランスエージェントや案件サイトで募集されている案件に応募し、クライアントと契約を結んで受注します。

DAI
フリーランスは1つの企業で働いているわけではないので、案件を何件か掛け持ちして働く人が多いです。

SEOコンサルがフリーランス向けの案件仲介サービスを選ぶポイント

フリーランス向けの案件紹介プラットフォームは数多くありますが、SEOコンサルやマーケティング職向けの案件は、業界内でもかなり希少な部類に入ります。

希望する条件に合った案件紹介サービスを探すには、次の5つのポイントをチェックしておきましょう。

  • SEO案件は多いか
  • 単価は高いか
  • 希望する稼働日数で働けるか
  • リモート勤務はできるか
  • サポート・福利厚生は整っているか
DAI
案件紹介サービスを比較するときの参考にしてください!

SEO案件は多いか

保有している案件の内容や、対応している職種は、案件紹介サービスによって異なります。

SEO関連の案件を探すなら、マーケターやディレクター、コンサルなどの職種にも対応しているサービスから選ぶのが近道です。

今回調査した中ではレバテックフリーランス」や「エンジニアスタイル」でSEO案件が多く見つかりました。

DAI
保有している案件数が多い方が希望条件どおりの案件に出会える確率が上がります。より高単価の案件を目指すなら、両方のサービスに登録しておきましょう。

単価は高いか

SEOコンサルタントの報酬単価のを決める要因として、主なものは次の4つです。

  • 案件紹介の手数料(マージン)の割合(低いほど手取りが高い)
  • SEOコンサルとしての実績・知識
  • クライアント企業の予算規模
  • 稼働できる時間数(長時間稼働できる方が高い)

フリーランス向けの案件紹介サービス(エージェント)の多くは手数料率を非公開にしています。

ただしテクフリ」では手数料10%の案件も一部取り扱いがありました。

また、特に単価の高い案件は応募の殺到を避けるため、会員以外には非公開になっているケースもあります。

非公開の案件は、エージェントに登録して担当者から直接紹介を受けないと閲覧できません。

高単価案件の情報を逃さないためにも、気になったエージェントにはとりあえず登録して要望を伝えておきましょう。

希望する稼働日数で働けるか

フリーランス向けの求人には週5日稼働が基本のものが多いですが、中には「週4日」「週3日」など少ない稼働日数でも参画できる案件もあります。

週5日よりも少ない稼働日数で働きたいなら、週4日以内の案件にも対応しているエージェントを選びましょう。

稼働日数の少ない案件は募集が少なく、人気も高いです。

応募の殺到を避けるため「会員以外には非公開」として募集されることも多いため、まずはエージェントに無料登録しておいて、「週◯日の稼働希望です」と伝えておきましょう。

DAI
ITプロパートナーズ」や「エンジニアスタイルに は週3日から稼働できるSEO案件が多数見つかりました。

リモート勤務ができるか

通勤にかかる時間やコストを節約したいなら、「リモート可」の案件を探す必要があります。

DAI
最近ではリモートで参画できるSEO案件も多いです。

ただし「リモート可」の案件でも、定期的にオフィスに出勤しなければならないケース(「一部リモート可」)もあります。

まったく出社しなくてもよい案件を探しているなら、「フルリモート勤務ができる案件を探している」と伝えましょう。

福利厚生・サポートは整っているか

フリーランス向けの案件紹介サービスの中には、利用者に下記のようなサービスを提供してくれるところもあります。

  • 案件紹介や交渉手続きの代行
  • 確定申告の有料代行、税理士紹介などの税務サポート
  • 人間ドック優待などの健康サポート
  • レジャー施設利用や家事代行などのサービス優待
  • セミナーや勉強会への招待

中は病気などで働けなくなった場合に見舞金支給がある「テクフリ」など、手厚い保障を提供してくれる会社もあります。

フリーランスは会社員に比べて保障が薄いため、万が一への備えは大切です。

安心して仕事をするためにも、エージェントで受けられる福利厚生をフル活用することをおすすめします。

DAI
特に確定申告の手続きは苦手な方が多いため、税務系のサポートがついているエージェントには登録しておいた方がいいです!

フリーランスのSEOコンサルの案件獲得方法

フリーランスがSEOコンサルの案件を獲得するためには、以下のような手法があります。

  • エージェントを使う
  • クラウドソーシングを使う
  • WantedlyやWorkshipなどのSNSを使う
  • 企業に直接営業する

それぞれメリット・デメリットがあるので、ご自身にあった方法を選ぶことをおすすめします。

エージェントを使う

紹介する4つの方法の中で最もおすすめなのが、フリーランスエージェントを活用する方法です。

エージェントには次のようなメリット・デメリットがあります。

  • メリット:単価が高く、営業をする必要がない
  • デメリット:ある程度の実績が求められる

エージェントに登録することで、担当者が企業に対して代わりに営業をかけ、案件を手配してくれます。

そのため、営業が苦手な方にもおすすめの方法です。

一方で紹介してもらえるまで案件に参画できなかったり、実績がないとマッチする案件に出会えなかったりするデメリットもあります。

DAI
フリーランスエージェントに登録したうえで、自分でもクラウドソーシングや各種SNSで営業をかけるのが、おすすめの立ち回り方です。

クラウドソーシングを使う

クラウドソーシングとは、特定の業務ができる人を探している依頼主と、仕事したい個人をマッチングさせるサービスのこと。

代表的なサービスは、ランサーズクラウドワークスです。

クラウドソーシングには、以下のような特徴があります。

  • メリット:個人で実績を作れる
  • デメリット:競合が多い

クラウドソーシングでは、クライアントの評価が見えるようになっているので、実績として提示しやすいというメリットがあります。

その一方で、フリーランスのSEOコンサルは競合が多いのがデメリットです。

クラウドソーシングを利用すると中抜きの手数料がかかってしまうのも、フリーランスとしては痛手になります。

実績を積むまでは単価が安くなることが多いため、実績をコツコツと積み上げるのが好きな方におすすめです。

WantedlyやWorkshipなどのSNSを使う

直接営業をかけるにも、「自分でメールを送るなどの営業方法は苦手」という方も多いでしょう。

そこで活用できるのが、WantedlyをはじめとするSNSです。

上記のようなビジネスSNSには、次のようなメリット・デメリットがあります。

  • メリット:企業との直案件につながる可能性がある
  • デメリット:採用が前提になる企業が多い

すでに企業の課題が記載されているWantedlyでは、必要とされる人材が明記されていることがほとんどです。

どんな実績や能力をアピールすればよいかがわかるので、案件への提案文が書きやすくなります。

また手数料は企業負担になることが多いため、フリーランス側の収入が減らないのもメリットです。

その一方で、企業側は採用・広報の一環としてSNSを使うことがほとんど。

募集されている案件が「その後入社したい方向け」になっていることもよくあります。

DAI
募集内容を細部まで読み、自分の希望にマッチする企業に応募しましょう!

企業に直接営業する

誰もが簡単に想像できるものの、実際にはなかなかできない案件の取り方として、企業への直接営業が挙げられます。

下記のような点が特徴です。

  • メリット:相手の課題に刺さる提案ができる
  • デメリット:メールの返信すらこないことも多い

クラウドソーシングや各種SNSを利用すると、手数料がかかってしまうもの。

そのため、人材募集を自社のホームページやオウンドメディア上で行っている企業は、多数存在します。

顧客の見えていない課題(インサイト)にまで踏み込んだ提案をすることで、こちらの提示する金額で企業側に提案できるのがメリットです。

しかし、その後のメールの返信がこないケースも多々あります。

企業に直接提案する以上、相応の実績が求められます。

まずは実績を作り、その後に企業に直接提案という形にするのがおすすめです。

DAI
提案内容によっては、実績なしでも採用してくれる企業もあります。

フリーランスのSEOコンサルタントに求められるスキル

フリーランスのSEOコンサルに求められるスキルは、以下の4つです。

  • SEO案件の実績と最新知識
  • 分析ツールの使用経験と知見
  • サイト設計・記事コンテンツの知見
  • Webメディアのディレクション経験があるとさらに有利
DAI
詳しく見ていきましょう!

SEO案件の実績と最新知識

SEOの知識はもちろんですが、SEO対策の実務経験が求められる場合が多いです。

クライアントの目標を正しく把握することが出来なければ、結果を出し、満足してもらうことが出来ません。

例えば、“費用対効果と成約率ならどちらを上げたいのか”“どれくらいの期間で結果を出したいのか”など、目標までの過程についてもきちんとヒアリングを行うようにしましょう。

また、実務経験を積むとコミュニケーション能力も身につきます。

クライアントのサイトを伸ばすためには、密にコミュニケーションを取る必要があります。

DAI
実際に改善案を提案しても、重要性が伝わらないと実装までに時間がかかってしまうケースもあります。

自分のSEOに関する知識を正しく伝えるためにも、コミュニケーション能力は重要です。

実務経験を積み、これらの能力を身に付けていきましょう。

分析ツールの使用経験と知見

分析ツールを使いこなせることは、SEOコンサルタントにとって必須スキルです。

DAI
分析ツールには、主に下のようなものがあります!
  • Google Search Console
  • Googleアナリティクス
  • GRC
  • Rank Tracker
  • ahrefs

PDCAサイクルを回し結果を出すために、分析ツールを使いこなせるようになる必要があります。

クライアント企業によっても使用しているツールは違うため、メジャーなツールについては使えるようにしておきましょう。

サイト設計・記事コンテンツの知見

DAI
サイト設計・記事コンテンツの知見も重要です!

効果的なSEO対策の情報を入手しても、使えないと意味がありません。

そのため、HTML/CSSや階層構造などの簡単なサイト設計の知識は身に付けておきましょう。

DAI
内部施策でHTMLタグの修正や、階層構造の修正を提案することもあります!

また、各メディアによって扱っている内容も異なるため、記事コンテンツの知見も必要です。

さまざまな依頼で結果を出すためには、業界知識を身に付けアップデートし続けることが重要です。

DAI
キーワード選定や競合分析、適切な市場調査を行うことに繋がります!

Webメディアのディレクション経験があるとさらに有利

SEOコンサルタントでは、クライアントの他に下のような職種と関わる案件もあります。

  • エンジニア
  • コーダー
  • ライター
  • ディレクター

ディレクション業務では、チームでのサイト修正やライターの進捗管理などを行うことがあります。

ディレクション経験やチームの進行管理経験が有利に働く案件もありますので、積極的に参画しましょう。

未経験からフリーランスのSEOコンサルタントになれる?

結論から言えば、未経験からすぐにフリーランスのSEOコンサルになるのは難しいのが現状です。

その理由は以下の3点です。

  • 記事単位SEOの場合、上位記事の獲得実績が必要
  • サイト設計の場合も、SEOコンサルとして活躍した実績が必要
  • サイト構築になると、プログラミング言語の理解が必要
DAI
ブログで相当な実績があるか、本業がSEOコンサルやマーケター以外の場合、案件獲得はほぼ不可能でしょう。

ではどうやって案件を獲得してフリーランスとして働けるようにするか?については、以下の方法が有効といえるでしょう。

  • 副業で個人サイトなどで実績をつくる
  • スクールに通ってSEOの知識をつける

副業で個人サイトなどで実績をつくる

まずは副業として個人サイトを作り、実績を作る方法がおすすめです。

DAI
自分で実際にサイトを運営し、SEO施策を実施した経験はとても貴重なものです。特に「月〇万PVあります!」や「CVRを〇%アップしました!」といった実績はクライアントへの強力なアピール材料になります。

自分でサイトを育てていく必要があるので大変ではありますが、SEOの知識と経験を示すには非常に有効な方法です。

スクールに通ってSEOの知識をつける

一方、スクールに通ってSEOの知識をつける方法もあります。

スクールでは、基礎から応用まで幅広いSEOの知識を学べます。

DAI
具体的には、キーワード選定やコンテンツ最適化、被リンク戦略などです。

未経験者でも基礎から学べるプログラムが用意されているので、スクールを利用してSEOの知識を習得するところから始めてもよいでしょう。

フリーランスのSEOコンサルはリモート勤務が可能

フリーランスのSEOコンサル案件には、リモート勤務が可能なものも多数揃っています。

DAI
「フリーランスになったから常駐は嫌」という方にもおすすめです。

SEOの案件はリモート案件のみならず、副業案件も多いので、会社員として働きながら副業するのも選択肢に入るでしょう。

いずれにせよ希望する条件を伝えれば、あとはエージェントが条件に合致した案件を紹介してくれます。

DAI
余計な手間を省くためにも、まずはフリーランスエージェントに登録しておきましょう。

フリーランスのSEOコンサルが収入を上げる方法

大前提として、SEOコンサルタントはそのスキルを証明しにくい職種です。

以上を踏まえたうえで、フリーランスのSEOコンサルが収入を上げるのにおすすめの方法は以下です。

  • ブログを成果を出す
  • SNSで情報発信する
  • リスティング広告の知識を身につける

それぞれについて、以下でわかりやすく解説します。

ブログで成果を出す

フリーランスのSEOコンサルを目指すのであれば、SEOの実績が必要です。

仮に会社員としてSEOコンサルの経験があり、クライアントの売上に貢献したとしても、実績として公開できるものは多くはありません。

ただ自身のブログであれば、その実績を公開できるので、クライアントにも信用してもらえます。

SNSで情報発信する

SNSで情報を発信する能力も、SEOコンサルには求められます。

SEOはその施策が複雑化しており、SNSの記事拡散により記事への流入を増やす施策を取ることもあります。

DAI
特に近年のSEOでは、外部対策の重要性が増していますね。

現在ではSNS経由でSEOコンサルティング案件を取ることも、一般的になっています。

案件取得と自分のプレゼンス向上という2つの観点から、SNSで情報を発信することも大切です。

リスティング広告の知識を身につける

リスティング広告とは、特定の検索語でネット検索をした際に現れる広告のことです。

一見SEOとは関係がないように見えますが、リスティング広告について知識を身につけることで役立つことも多いです

特にリスティング広告のGoogleなどの検索語句レポートを見ることで、KW選定の参考になります。

CVR(コンバージョン率)の高いLPのKWを洗い出し、同じKWで記事を作成したり、既存の記事のKWを調整したりもできるでしょう。

DAI
運用までできる必要はありませんが、SEOにも活かせる部分があるので、対応できるよう知識をつけておいて損はありません。

フリーランスのSEOコンサルの将来性

2023年現在、SEOコンサルタントの市場価値は非常に高いです。

本当に成果を出せるコンサルタントであれば、企業はその能力を欲しがります。

現在はSNSなどのメディアが台頭してきましたが、Googleをはじめとした検索エンジンの影響力も大きいままです。

今後も十分な需要が見込める職種なので、フリーランスとして独立しても案件に困ることはないでしょう。

ただそれは、スキルがあることが前提の話です。

DAI
今後はSEO+αのスキルが求められることも多いはず。

SEO担当者のポジションはWebマーケターとして募集されることも多く、集客全般のスキルが求められます。

もともとSEOは、売上を上げるために手段のひとつでしかありません。

DAI
今後もSEOのスキルが役に立たなくなることは考えにくいですが、10年、20年先を考えるのであれば、SEOと掛け合わせられるスキルがあると良いですね。

まとめ

フリーランスのSEOコンサルタントを目指すのであれば、まずはフリーランスエージェントに登録するのがおすすめです。

国がデジタル人材を求めている背景を考えてみても、今後SEOコンサルタントの需要は高まることが予測されます。

さらにSEOコンサルタントは企業の売上に貢献しやすい職業なので、高単価の案件を獲得することが可能です。

正社員として働いていた方も、フリーランスとして案件を受けることで大幅な収入アップも見込めます。

最初の数年は案件が途切れないか不安かもしれませんが、慣れてくればその不安も徐々に薄れてきます。

DAI
独立を迷っている方も、まずはエージェントに登録して案件を見てみましょう!どんな案件があるかを知っておくことで、独立の際の参考になるはずです。
マーケター案件が豊富なフリーランスエージェント
【第1位】レバテッククリエイター(公式サイト:https://creator.levtech.jp/
週5の案件が豊富な、Web業界の専門性が高いエージェント。
高単価で案件の幅も広く、カウンセリングも丁寧。
【第2位】HiProTech(公式サイト:https://tech.hipro-job.jp/
IT・テクノロジー領域特化のエージェント。
リモート案件割合80%以上でフレキシブルに働ける。
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河合大
監修 河合大

株式会社インディバース SEOコンサルタント/Webエンジニア

新卒で株式会社ワークスアプリケーションズにて、QAエンジニアとして主に認証基盤のテスト担当。OAuth2.0の認証基盤の品質保証業務に従事。 その後株式会社アイデミーにてアフィリエイト広告を利用したマーケティングを、広告主としてリード。 のちに株式会社ポジウィルにて、アフィリエイト広告、その他マーケティングを担当。CMOに就任。 2019年8月に株式会社インディバースを創業。IT系のキャリア領域のメディア運営・アフィリエイトメディア向けのSaaSサービス/Webサイト制作などを行う。