Flaskの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説

最終更新日:
週5で月90万円以上を目指したい方向けのフリーランスエージェント

【第1位】レバテックフリーランス(公式サイト:https://freelance.levtech.jp/
とにかく案件数が多く、大企業の高単価案件やフルリモート案件も多数取扱あり。
エンジニアの仕事・業界の動きなどにも詳しく、スキル・キャリア相談もOK!
フリーランスとして案件受注を検討するならまず登録したいエージェントです。
【第2位】テクフリ(公式サイト:https://freelance.techcareer.jp/
個人では受注が難しい大企業からの高単価な案件が多い。
面談対策など案件受注サポートも充実しており、休業補償などの福利厚生も充実。
手厚いサポートを受けながら高単価な案件を狙うならここ。
【第3位】テックストック(公式:https://tech-stock.com/ 
直請け案件を多く保有し、高単価を実現。
社会保険、税務、研修、留学など福利厚生面のサポートも充実。
【第4位】HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/
週3日~5日稼働の大手企業/上流工程案件が豊富で高報酬が特徴
スキルを活かせる案件を多数紹介

Flaskの業務委託案件を探していて、以下のような悩みや不安を感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

男性A
Flaskの業務委託案件はどうやって探せばいいんだろう?
女性A
高単価な案件や、プライベートも充実できるようなバランスの取れた案件を探したい!

そこで本記事では、Flaskの業務委託案件を探す基準や案件相場・おすすめのサイトなどについて解説します。

Flaskで業務委託はできる?未経験からも可能?

結論から言うと、Flaskエンジニアとしての実務経験が1〜2年以上あれば業務委託契約で仕事を受けることは可能です。FlaskはPythonの軽量なWebフレームワークとして、小規模なプロジェクトやプロトタイプ開発で需要があります。実際に、フリーランスエージェントなどではFlaskのフリーランス案件が掲載されています。

Webアプリケーション開発の一連の経験(設計、実装、テスト、運用)や、Python、関連ライブラリ、Gitなどのバージョン管理ツールの使用経験があると、より多くの案件に対応でき、高単価も狙いやすくなります。

ただし、Flaskの実務経験がない場合、つまり未経験からフリーランスになるのは難しいのが現状です。多くの案件では実務経験が求められます。未経験の場合は、まずプログラミングスクールで学習したり、実務経験を積むために就職・転職を検討したりすることをおすすめします。また、昨今ではフリーランスに求められるスキルが上がってきているため、微経験(経験年数〜1年)の場合は案件参画が難しくなってきている傾向があります。

Flaskの業務委託案件の単価相場

Flaskの業務委託案件を受注する際に重要なのが、案件の単価相場と、自身のスキルレベルでどの程度の単価が期待できるかを把握しておくことです。相場を知ることで、適切な報酬交渉や年収目標の設定に役立ちます。

フリーランスエージェントの求人情報や収集した案件データ(2025年5月時点)を分析すると、Flaskフリーランス案件の月額単価は、求められる経験年数やスキルセット、担当工程によって大きく変動しますが、月額60万円〜80万円程度が中心的な価格帯と言えそうです。最高単価は100万円を超える案件も見られます。

具体的には、以下のような傾向が見られます。

  • 月額80万円以上の高単価案件:Pythonを用いた大規模Webアプリケーション開発の経験が3年以上あり、Flaskを用いたAPI開発経験、クラウド環境(AWS, GCPなど)での実務経験や、アーキテクチャ設計、パフォーマンス最適化のスキルが求められることが多いです。リーダー経験や、ビジネスサイドとの折衝経験、特定ドメインの知識があると、より高単価を狙いやすくなります。
  • 月額60万円〜80万円程度の案件:Flaskを用いた実務経験が1〜2年以上あり、Pythonに関する深い知識や、データベース(SQL, ORMなど)の利用経験があると応募可能な案件が多く見られます。バックエンド開発からフロントエンド連携まで一貫して担当できるスキルが求められます。
  • 月額60万円未満の案件:Flaskの実務経験が1年未満でも応募可能な案件が見られますが、数は少なめです。基本的なFlaskの機能を使ったWebサイトや小規模アプリケーション開発が中心となることが多いようです。

このように、単にFlaskが書けるだけでなく、関連技術(Python, データベースなど)の経験、クラウド環境での実務経験、担当できる工程の広さ、関連スキルの有無などが単価を左右する重要な要素となります。

例えば、月額80万円の案件を継続できれば年収は960万円となり、会社員時代よりも大幅な収入アップが期待できます。一方で、経験が浅いうちは単価が低めになる可能性も考慮しておきましょう。

DAI
自身のスキルセットを客観的に評価し、市場価値に見合った単価で案件を獲得していくことが、フリーランスとして成功するための鍵となります。

Flaskの業務委託案件例

ここでは、実際に募集されているFlaskのフリーランス案件の例をいくつかご紹介します。(2025年5月時点)

Python/Flask/大手通信業グループでの自社アプリAPI開発・運用

案件タイトルPython/Flask/大手通信業グループでの自社アプリAPI開発・運用 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (サーバーサイドエンジニア/渋谷)| テクフリ
単価〜 830,000円
案件概要
自社で運営するネイティブアプリが利用するAPIの開発と、アプリ運用を主にご担当いただきます。
toCのさまざまなアプリを提供しているため、その中のいずれかを担当していただきます。
必要スキル
・Pythonを用いた開発経験
・Flask等を用いたAPI開発経験
・GCPを利用した開発経験
・PostgreSQLなどのRDB利用経験
・直近でなくとも2年以上の参画現場がある方(作って終わりではなく、継続して改善していける方を重視しているため)
 ┗3年以上だとなお良いです。
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

自社で運営するネイティブアプリが利用するAPIの開発と、アプリ運用を主にご担当いただきます。toCのさまざまなアプリを提供しているため、その中のいずれかを担当していただきます。

Python/Flask/フルリモート/フレックス/大手通信業グループでのバックエンド開発

案件タイトルPython/Flask/フルリモート/フレックス/大手通信業グループでのバックエンド開発 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (サーバーサイドエンジニア/渋谷)| テクフリ
単価〜 1,050,000円
案件概要
エンドが提供するネイティブアプリが利用するAPIを主に開発いただきます。
現状はPythonで書かれておりますが、採用する言語にも自由度があり、
ご自身がもっともパフォーマンスが出せる言語に書き直して...
必要スキル
・長期的な運用面で発生する課題への対応経験がある方
・業務でのバックエンド開発経験3年以上
・Flask等を用いたAPI開発経験
・HTML5/CSS3およびJavaScriptを利用した開発経験
・PostgreSQLなどのRDB利用経験
・GCPを利用した開発経験
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

大手通信業グループでのバックエンド開発。Python/Flaskを使用し、フルリモート・フレックスでの勤務が可能。

【Python/Flask】IT企業の新入社員向け技術研修の講師支援(出社必須)

案件タイトル【Python/Flask】IT企業の新入社員向け技術研修の講師支援(出社必須)
単価〜 800,000円
案件概要
IT企業の新入社員向けの技術研修の講師登壇<具体的な業務内容>・募集企業様のオリジナルカリキュラム、テキストに沿って受講生全体への講義・演習課題時の受講生サポート・受講生の日々の日報のチェックや週報の...
必要スキル
・PythonによるFlaskなどフレームワークを用いた開発経験(3年以上目安)
求人元FLEXY(フレキシー)
公式ページhttps://flxy.jp/

IT企業の新入社員向け技術研修の講師。Python/Flaskを用いた開発経験を活かし、講義や演習サポートを行う。

Flask業務委託が身につけたいスキル3選

インディバースフリーランスの求人データを元に、Flaskフリーランスとして必須要件として特に求められるスキルを3つご紹介します。

スキル1: Pythonに関する深い知識

FlaskはPythonのフレームワークであるため、Pythonの基本的な文法、データ構造、オブジェクト指向プログラミングなどに関する深い知識は必須です。効率的なコードを書けるスキルは、高単価案件を獲得する上で重要です。

スキル2: Web開発の基本的な知識

HTTPプロトコル、RESTful API、CRUD操作など、Web開発の基本的な知識はFlaskを用いた開発において不可欠です。これらの概念を理解していることが、Flaskでのアプリケーション開発に役立ちます。

スキル3: データベースの知識

Flaskアプリケーションではデータベースとの連携が頻繁に発生するため、SQLの知識やORM(SQLAlchemyなど)を用いたデータベース操作の理解が重要です。データの永続化や管理ができるスキルは、多くのFlask案件で求められます。

Flaskの業務委託案件を探す基準

Flaskの業務委託案件を選ぶときの基準は以下の3つです。

  • 自分のスキルに合った案件が多いか
  • リモート可能な案件があるか
  • 高単価な案件が多いか
DAI
順番に解説します!

自分のスキルに合った案件が多いか

案件サイトを選ぶ際には、自分のスキルに合った案件が豊富にあるかどうかを確認しましょう。

案件サイトでは、以下のようにそれぞれ特徴が異なります。

  • Web系領域に特化しており、エンジニアを中心とした案件が多い
  • 高度なスキルを要求される分、ほかの案件サイトと比較して単価が高い
DAI
自分のスキルに合った案件が多ければ多いほど、選択肢も広がるので、案件の契約が終了してもすぐに新たな案件の獲得に期待できます。

リモート可能な案件があるか

リモート可能な案件があるかどうかもチェックしましょう。

出社が必須な案件よりもリモート案件の方が、通勤時間がかからず効率的に作業できます。

自宅やカフェなど自分の好きな場所でも働けるので、ストレス軽減にもつながるのです。

DAI
リモート案件は非常に人気が高いので、気になる案件を見つけたら積極的に応募しましょう!

高単価な案件が多いか

Flaskエンジニアの業務委託として効率的に稼ぎたいのであれば、高単価な案件を多く掲載しているサイトを選ぶことが重要です。

高単価の案件は求められるスキルも高いですが、自身のスキルアップにつながります。

業務内容が同じでも掲載されているサイトによって案件単価も大きく異なるので、複数のサイトに登録しておきましょう。

下記でFlaskとよく比較されるDjangoの業務委託について解説しているので、参考にしてみてください。

Djangoの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説

Flask案件が多いフリーランスエージェントおすすめ4選

Flask案件を探すフリーランス

ここからは、実際にFlask案件を受注する時に役立つフリーランスエージェントをご紹介します。これらのエージェントはFlaskの案件を多く取り扱っており、高単価案件やリモート案件を見つけやすいでしょう。

週5で月90万円以上を目指したい方向けのフリーランスエージェント

【第1位】レバテックフリーランス(公式サイト:https://freelance.levtech.jp/
とにかく案件数が多く、大企業の高単価案件やフルリモート案件も多数取扱あり。
エンジニアの仕事・業界の動きなどにも詳しく、スキル・キャリア相談もOK!
フリーランスとして案件受注を検討するならまず登録したいエージェントです。
【第2位】テクフリ(公式サイト:https://freelance.techcareer.jp/
個人では受注が難しい大企業からの高単価な案件が多い。
面談対策など案件受注サポートも充実しており、休業補償などの福利厚生も充実。
手厚いサポートを受けながら高単価な案件を狙うならここ。
【第3位】テックストック(公式:https://tech-stock.com/ 
直請け案件を多く保有し、高単価を実現。
社会保険、税務、研修、留学など福利厚生面のサポートも充実。
【第4位】HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/
週3日~5日稼働の大手企業/上流工程案件が豊富で高報酬が特徴
スキルを活かせる案件を多数紹介

レバテックフリーランス

運営会社 レバテック株式会社
公式サイト https://freelance.levtech.jp/
契約形態 業務委託契約
対応地域 全国
支払いサイト 15日サイト(月末締め翌月15日支払い)
求人数 107548件(2025年5月現在)
リモート求人数 -
福利厚生 税理士紹介
無料紹介・特別価格
経理・確定申告代行・節税などに強い税理士をご紹介いたします。

有名クラウド会計ソフト 例:2か月無料
経理初心者でも使いやすい有名クラウド会計ソフトが特別価格で利用できます。

確定申告セミナー無料参加
確定申告セミナーに優先的にご案内。税理士が税申告をサポートします。

マネープラン相談
何度でも無料相談OK
上級資格保有ファイナンシャルプランナーにいつでも無料で、マネープランについて相談できます。

レバテックフリーランスは、フリーランスのITエンジニア・デザイナーに特化した、業界最大級のエージェントです。最大の魅力は、中間マージンを極力排除した高単価の「直請案件」が豊富なこと。サイバーエージェントやDeNAといったメガベンチャーをはじめ、誰もが知る大手企業のプロジェクトに参画できるチャンスが多数あります。

また、案件提案から条件交渉、参画中のフォローまで、専任の担当者が徹底的にサポート。LINEでのスピーディーなやり取りも可能で、煩雑な手続きに時間を取られることなく、本業に集中できます。公開求人数は10万件以上と圧倒的で、あなたのスキルや希望にぴったりの案件が見つかりやすい環境です。

「高単価を目指したい」「大手企業でキャリアを築きたい」「手厚いサポートを受けたい」という経験豊富なエンジニアの方に最適なエージェントとなるでしょう。ただし、実務経験が浅い場合や、週1-2日の案件、地方常駐を希望する場合は、他の選択肢も検討すると良いかもしれません。フリーランスとしてさらなる飛躍を目指すなら、レバテックフリーランスは強力な味方になります。

DAI
求人数が最大のレバテックフリーランスには必須で登録しつつ、苦手を補うようなエージェントに2-3社登録するのがおすすめです。
【レバテックフリーランス】案件数が豊富なフリーランスエージェントサービス
案件数が豊富なIT向けフリーランスエージェント。業界最高水準の案件単価!高額案件・高収入を目指すならここ

こちらも読みたい:

レバテックフリーランスの評判・口コミは悪い?案件の内容や注意点・退会方法を解説

テクフリ

 

テクフリ(TechCareer Freelance)は、株式会社アイデンティティーが運営するフリーランスエンジニア・クリエイター向けの案件紹介サービスです。

最大の特徴は、業界でも珍しい低マージン率(一部案件で10%)と、登録から案件参画後まで一貫してサポートする強力な体制。コーディネーター・エージェント・カスタマーサクセスの専門チームが、カウンセリングや条件交渉、現場での問題解決まで丁寧に対応します。

さらに、ITフリーランスコンソーシアム(ITFC)による独自の福利厚生も充実。休業補償保険や報酬付き休暇、健康診断割引、税理士無料紹介・キャッシュバック、デリバリーや旅行の割引など、他社にはない特典が多数用意されています。

案件の約80%がリモート対応、週4日からの稼働も可能で、柔軟な働き方を実現。高単価案件や福利厚生を重視する方、エンジニア・クリエイター職種でキャリアアップを目指す方に最適です。ただし、実務経験2~3年以上が求められるため、経験の浅い方や地方在住で常駐案件を希望する方には向かない場合があります。登録・利用は完全無料。

テクフリの公式ページを見てみる

他の人はこちらも検索

> テクフリ 評判

TECKSTOCK(テックストック)

運営会社 INTLOOP株式会社(イントループ株式会社)
公式サイト https://tech-stock.com/
契約形態 業務委託契約(一部案件では派遣契約)
対応地域 不明
支払いサイト 最短で稼働月当月末締め翌月15日
求人数 1,137件 (2025年5月11日 現在)
リモート求人数 -
福利厚生 税務・会計のお悩み解決サポート
キャリア拡大に向けたスキルアップサポート
健康維持のためのライフスタイル向上サポート

テックストックは、INTLOOP株式会社が運営するフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。

直請案件・上流案件を中心に、週5日フルコミットで月80万円以上を目指せる高単価案件を多数取り扱っています。

リモート案件も豊富で、場所を選ばずに活躍したいエンジニアにおすすめです。税務・会計サポート、スキルアップ支援、ライフスタイル向上サポートなど、充実した福利厚生も魅力。週5日フルコミットでがっつり稼ぎたい、上流工程に携わりたいという方は、テックストックがおすすめです。

DAI
こちらは経験年数が5年以上といった、かなりベテラン向けの方であれば高単価案件が獲得しやすいエージェントとなります。
テックストックの公式ページを見てみる

こちらも読みたい:

レバテックフリーランスの評判・口コミは悪い?案件の内容や注意点・退会方法を解説

HiPro Tech | リモート案件が多く自由な働き方を目指せる

HiPro Tech(ハイプロテック)は、パーソルキャリア株式会社が運営するIT・テクノロジー領域に特化したフリーランスエージェントです。企業とフリーランスを“直接契約”でつなぐことを特徴とし、中間マージンが発生しないため、高単価・高報酬な案件が豊富に揃っています。

掲載案件の約70%が自社開発で、25%は週3日以下の稼働と、自由度の高い働き方を実現できます。さらに「案件リクエスト機能」により、今すぐ稼働できない方でも条件に合った案件を優先的に紹介してもらえる点も魅力。登録から契約までのサポートはすべて無料で、初めてのフリーランス活動でも安心して利用可能です。PM・エンジニアからデータサイエンティストまで幅広い職種に対応し、全国どこからでも参画できる案件も多数。キャリアの自由度と収入の最大化を両立したいITプロフェッショナルに最適なサービスです。

HiPro Tech公式ページにアクセスする

併せて読みたい

HiPro Tech(ハイプロテック)の評判は?利用のメリット・デメリット、使うべき人を紹介

業務委託契約の主な種類

業務委託契約とは、業務を外注したい企業が業務の一部を「他の企業」や「個人」に委託することです。

業務委託契約は、以下の3種類に分かれています。

  • 準委任契約
  • 請負契約
  • 委任契約
DAI
順番に解説します!

準委任契約

準委任契約とは、特定の業務を遂行した場合に報酬が支払われる契約です。

たとえ成果物が完成していなくても問題ありません。

メリット

準委任契約は、たとえ成果物が完成しなくても、しっかり稼働できれば報酬が支払われます。

そのため、収入を安定させられるのが準委任契約のメリットです。

デメリット

一方、準委任契約のデメリットはほかの契約形態と比較して、稼働時間における自由度が高くないことです。

事前にシフトを組んでから稼働するため、急にスケジュールを変更することはできません。

また業務の進捗状況を逐一報告しなければいけないケースも多いので、働き方自体は会社員とあまり変わりません。

仕事の進捗が遅かったり勤務態度が悪かったりする場合には、途中で契約を終了されてしまう恐れもあるため、注意が必要です。

請負契約

請負契約とは、成果物を完成させることで報酬が支払われる契約です。

メリット

請負契約では、クライアントが定めた納期までに成果物を完成させることで報酬が支払われます。

働く場所や時間などはすべて自分で決められるので、自由度が高いのがメリットです。

デメリット

一方で、納品した成果物がクライアントの求めているクオリティに達していない場合、何度も修正を指示される可能性があります。

あまりにも修正が多い場合には、支払いを拒否される恐れも。

DAI
認識の相違がないよう、業務に取り掛かる前にクライアントと綿密なコミュニケーションを取る必要があります。

委任契約

委任契約とは、法律に関する業務を委託する契約です。

以下のような内容が委任契約にあたります。

  • 確定申告を税理士に委任する
  • 弁護士に委任して裁判を起こす

エンジニアの場合は結ぶことのない契約ですが、念のため覚えておきましょう。

Flaskの業務委託で働くメリット

Flaskの業務委託で働くメリットは、以下の4つです。

  • 自分の好きな仕事に集中できる
  • 努力次第で収入アップが可能
  • 自分で業務時間を決められる
  • 人間関係のストレスから解放される
DAI
順番に解説します!

自分の好きな仕事に集中できる

会社員であれば、自分が苦手な仕事であってもひたすらこなさなければいけないため、ストレスが溜まることも少なくありません。

しかし、業務委託であれば自分で仕事を選ぶことができます。

自分の好きな仕事に集中できるため、楽しく働きながらスキルアップにも期待できるのです。

努力次第で収入アップが可能

営業職であれば、契約数に応じてインセンティブが支給されることもありますが、それ以外の職種は基本的に給料が決まっています。

どれだけ頑張っても、すぐに給料へと反映されることはほとんどありません。

しかし、業務委託の場合には自身の努力が給料へと直接結びつくので、すぐに収入アップが見込めます。

DAI
業務委託に切り替えたことで、会社員時代よりも大幅な収入アップにつながった人も少なくありません。

自分で業務時間を決められる

会社員の場合、あらかじめ就業時間が決められていますが、業務委託は自分で決めることができます。

請負契約であれば、業務時間だけでなく働く時間や場所も自由です。

準委任契約でも会社員と比較すると自由度が高いので、プライベートを優先して働くことが可能です。

人間関係のストレスから解放される

会社員のなかには、仕事にやりがいがあっても「人間関係が辛くて仕事を辞めたい」と感じる人もいるのではないでしょうか。

業務委託は、案件によってさまざまなクライアントと契約を交わして業務を行います。

もしクライアントと上手くいかないときには、新たなクライアントを探せばよいので、人間関係のストレスから解放されるのも大きなメリットです。

DAI
仕事のパートナーを自分で決められるのも業務委託の魅力です。

Flaskの業務委託で働くデメリット

Flaskエンジニアが業務委託として働く場合、メリットだけでなく以下のようなデメリットもあります。

  • 労働基準法が適用されなくなる
  • 福利厚生が受けられない
  • 仕事のトラブルはすべて自己責任
DAI
一つずつ解説します。

労働基準法が適用されなくなる

業務委託の場合、会社員と違って労働基準法が適用されません。

そのため、業務が終わらずに長時間労働となったり、時給換算すると最低賃金を下回ったりすることも少なくありません。

DAI
不当な扱いを受けないようにするためにも、契約する前に内容をしっかりと確かめておきましょう。

福利厚生が受けられない

業務委託では、会社員のように福利厚生が受けられないのもデメリットです。

そのため、怪我や病気になってしまい、働けなくなった場合には自分でどうにかしなければなりません。

たとえばエージェントによっては、正社員並みの福利厚生を提供しているところもあります。

DAI
万が一の出来事に備えて、事前に用意しておきましょう。

仕事のトラブルはすべて自己責任

会社員であれば、仕事でミスやトラブルが起きても上司や会社が守ってくれますが、業務委託として働く場合には全て自己責任です。

そのため、仕事上でミスやトラブルを起こしてしまい、クライアントに損害を与えた場合には、賠償責任を負わされることもあります。

DAI
これまで以上に責任感を持って仕事に取り組みましょう。

業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要

業務委託契約を結ぶときには、口約束ではいけません。

自分自身を守るためにも、必ず業務委託契約書での取り交わしが必要です。

業務委託契約書が必要な理由

業務委託契約書が必要な理由は、以下の2つです。

  • 契約上のトラブルが起きにくくなる
  • 万が一のときに証拠として使える

もし口約束のみで業務委託契約を締結した場合、時間の経過に伴いお互い認識の相違が発生してしまい、トラブルになることも珍しくありません。

業務委託契約書には、仕事内容や契約期間・報酬などについて細かく記載されています。

そのため、業務委託契約書があることで契約上のトラブルを未然に防ぐことができるのです。

DAI
業務委託契約書があるにもかかわらず、報酬を減額されたり追加で業務を依頼されたりした場合には、証拠としても使えます。

業務委託契約で起きやすいトラブルとは?

業務委託契約で起きやすいトラブルは、以下の2つです。

  • 成果物を提出したのにもかかわらず、何度も修正を求められて時給が低くなった
  • 契約内容に記載されていない業務を追加で依頼された

上記のトラブルを防ぐためにも、業務委託契約書を交わす際には不備がないかしっかり確認しましょう。

秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす

案件によっては、業務委託契約書と一緒に秘密保持契約書を取り交わすこともあります。

秘密保持契約とは、契約中にクライアントから共有された情報を業務以外で使用しないという契約です。

業務委託契約書を取り交わすとき同様、内容をしっかりと確認しましょう。

業務委託契約締結の主な流れ

業務委託契約は、以下のような流れで締結します。

  1. 契約内容の詳細について話し合う
  2. 業務委託契約書を作成する
  3. 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
  4. 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
DAI
お互いに納得できる契約書を作成するのが重要です。以下でポイントを把握しましょう。

①契約内容の詳細について話し合う

まず、以下の契約内容について話し合います。

  • 報酬金額
  • 契約期間
  • 業務の範囲

契約を締結してからトラブルが起きないよう、明確に決めましょう。

②業務委託契約書を作成する

契約内容について問題がなければ、業務委託契約書を作成します。

一般的に、業務委託契約書を作成するのはクライアント側です。

③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う

クライアントが作成した業務委託契約書を共有してもらい、確認します。

少しでも気になることがあれば、契約する前に相談しておきましょう。

④業務委託契約書を取り交わし、契約完了

業務委託契約書の内容に問題がなければ、最後に捺印して契約完了です。

最近は書類ではなく、クラウド上でやり取りすることも多いので、柔軟に対応しましょう。

業務委託契約の締結前に確認すべき条件

業務委託契約の締結前に確認すべき条件は以下の通りです。

  • 業務形態は何か
  • 契約内容は何か
  • 報酬についての記載はあるか
  • 報酬以外に経費の支払いはあるか
  • 稼働時間はどのくらいか
  • 稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
  • 報酬の支払日はいつか
  • 契約期間、更新の有無について
  • 損害賠償の記載はあるか
  • 不利な内容は記載されていないか
DAI
順番に解説します。

契約形態は何か

業務委託契約には、準委任契約と請負契約の2つがあります。

どちらも契約内容は大きく異なるので、必ず確認しましょう。

業務内容は何か

業務内容の確認も怠ってはいけません。

業務委託契約を締結してから「自分が思っていた業務内容と違う」「報酬に見合わない量の業務量を任された」などというトラブルが起きないよう、必ずチェックしましょう。

報酬についての記載はあるか

業務委託契約書に以下2つの項目が記載されているか確かめましょう。

  • 報酬額
  • 支払い方法

クライアント側が書き忘れていることもあるので、記載がなければ直ちに報告しましょう。

報酬以外に経費の支払いはあるか

業務内容によっては、ツールやアプリなどを導入しなければいけないこともあります。

それらの費用が経費として計上できるかどうかも事前に確認しておきましょう。

経費として認められない場合には、報酬が高くてもその分の費用を差し引かれてしまうので、注意しましょう。

明記されていない場合には、締結前に必ず相談しておくのがおすすめです。

稼働時間はどのくらいか

業務委託契約書によっては、稼働時間が明確に記載されていないこともあります。

稼働時間は自身のスケジュールを管理する際にも大きく影響するので、必ずチェックしましょう。

稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか

稼働時間精算幅が定められている案件は、控除・超過支払いについて確認しましょう。

精算幅とは、100~120時間など単価に対しての基準時間で、上限と下限が定められています。

清算幅が100~120時間だった場合、稼働時間が「100時間以下だと報酬はいくらか」「120時間を超えたら報酬はいくらか」などを確認しておくことが重要です。

基本的に基準時間を下回ると、提示された金額からいくらかが差し引かれ、上回ると加算されます。

DAI
下限を下回ると大幅に報酬が減る可能性もあるので、事前にチェックしておきましょう。

報酬の支払日はいつか

クライアントによって報酬の支払日が異なります。

「1日に報酬が入ると思っていたが、10日に支払われた」など認識の相違を防ぐため、事前の確認が重要です。

また支払いの条件も確認しておきましょう。

「検収日を過ぎて納品した場合、翌月の納品分として振り込まれる」などのケースもあります。

どのような条件でいつ支払われるのかを、あらかじめ確認するのが重要です。

契約期間、更新の有無について

契約期間や更新の有無をチェックしておくことも大切です。

企業によって契約期間は異なるため、あらかじめ確認するようにしましょう。

期間が切れたら自動更新される案件や、自己申告制の案件、指定の条件を満たさないと更新されない案件などさまざまです。

DAI
事前に確認しておくことで「気付いたら契約が切れていた」という事態を防げます。

損害賠償の記載はあるか

忘れずに確認したいのは、損害賠償に関する記載です。

損害賠償につながるトラブルを起こさないように気を付けるのはもちろんですが、誰でも大きなミスをする可能性があります。

その際にどのような場合にいくら請求されるのかなど、具体的に知っておくことが大切です。

一般的に損害賠償を請求されるケースとして、以下の例が挙げられます。

  • 秘密保持契約違反
  • 情報漏洩
  • 著作権侵害

事前に確認しておくことでトラブルを起こすリスクも減らせるので、具体的に聞いておきましょう。

不利な内容は記載されていないか

契約書にあなたが不利になる内容が書かれていないかも、確認しておきましょう。

以下が不利な内容の例です。

  • 損害賠償の金額に上限がない
  • 振込手数料を負担させられる

明らかにあなたにとって不利な内容だった場合、契約前に修正をお願いするのが大切です。

まとめ

今回はFlaskの業務委託を探せる4つのおすすめ案件サイトや、業務委託契約の結び方ついてご紹介しました。

DAI
理想の案件を獲得するためにも、複数のサイトに登録して併用しましょう。

Flaskの業務委託案件を受注して収入をアップさせたい人は、この記事を参考に取り組んでみてください。

週5で月90万円以上を目指したい方向けのフリーランスエージェント

【第1位】レバテックフリーランス(公式サイト:https://freelance.levtech.jp/
とにかく案件数が多く、大企業の高単価案件やフルリモート案件も多数取扱あり。
エンジニアの仕事・業界の動きなどにも詳しく、スキル・キャリア相談もOK!
フリーランスとして案件受注を検討するならまず登録したいエージェントです。
【第2位】テクフリ(公式サイト:https://freelance.techcareer.jp/
個人では受注が難しい大企業からの高単価な案件が多い。
面談対策など案件受注サポートも充実しており、休業補償などの福利厚生も充実。
手厚いサポートを受けながら高単価な案件を狙うならここ。
【第3位】テックストック(公式:https://tech-stock.com/ 
直請け案件を多く保有し、高単価を実現。
社会保険、税務、研修、留学など福利厚生面のサポートも充実。
【第4位】HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/
週3日~5日稼働の大手企業/上流工程案件が豊富で高報酬が特徴
スキルを活かせる案件を多数紹介