人事コンサルタントは副業できる?案件の獲得方法やおすすめサイトを解説

最終更新日:
週3〜案件があるフリーコンサルタント向けのフリーランスエージェント
【第1位】ProConnect(プロコネクト)(公式サイト: https://pro-connect.jp/
フリーコンサル向けの求人数が多いエージェント。SAP/ERP系の案件や、PMO,PM系案件あり。
全体的にはIT系コンサル系案件が多い。
稼働率60%未満案件もあり。起業を検討している方や、プライベートとのバランスが取りたい方にもおすすめ。

【第2位】ハイパフォコンサル(公式サイト:https://www.high-performer.jp/consultant/
PMO/PM案件の求人が多いフリーコンサルエージェント。
リモート案件80%以上・月120万円以上案件率60%以上。
東証グロース市場上場のINTLOOP株式会社が運営。

【第3位】フリーコンサルタント.jp(公式:https://freeconsultant.jp/  
上場企業の株式会社みらいワークスが運営。老舗のフリーコンサルエージェント。
求人数も多く、稼働率60%未満の案件も豊富。

人事・組織の副業案件を探している人で、以下のように考えている人はいませんか?

  • 稼働率20%〜・リモートなど、低稼働のプロジェクトに入って稼ぎたい
  • 独立する前に個人で副業で働いてみて、自分のスキルが通用するか試したい
  • 空いた時間や休日を、副業して有意義に使いたい

今回は人事・組織コンサルの副業をしようと考えている方に向けて、副業案件が豊富なエージェントを紹介します!

この記事では、以下のエージェントをおすすめしています。

各エージェントよって扱っている案件は異なるので、より理想の案件を見つけるために最低でも2〜3つのエージェントに無料登録して案件を紹介してもらいましょう。

今回紹介するエージェントの特徴は、以下のとおりです。
表は左右にスクロールできます

公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
ProConnect(プロコネクト)
https://pro-connect.jp/ ★★★★ 週2~5日 ・IT・戦略・業務・PMO・SAPコンサルなど、幅広い領域の案件を扱う
・高単価なプライム案件を多く保有
・稼働率が60%〜の案件やリモートワーク可能な案件も多く保有
・フレキシブルな働き方を目指すフリーコンサルにもおすすめ
ハイパフォコンサル(High Performer Consultant)

https://www.high-performer.jp/consultant ★★★ 週2〜5日 ・上場企業であるINTLOOP社が運営する、PMO/PM系の案件に強いフリーランスコンサル特化エージェント
・業界最大規模の案件数
・月120万円の高単価案件、リモート案件などが豊富です。
・稼働率60%未満(=週3日以下)の案件もあり
フリーコンサルタント.jp
フリーコンサルタント.jp
https://freeconsultant.jp/
★★★ 週2~5日 ・株式会社みらいワークスが運営するフリーランス向けの案件紹介サービス
・特にコンサルタント・PM・PMOなどプロフェッショナル人材に特化
・大手からベンチャーまで700社以上との取引実績があり
・リモート・スポット・短期など柔軟な働き方に対応した案件も豊富

(※表は横にスクロールできます)

表は左右にスクロールできます

DAI
各エージェントによって扱っている案件は異なります。そのため複数のエージェントに登録し、数多くの案件から自分に合った案件に出会えるようにしておくことが重要です。

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目次

人事コンサルの副業はできる?未経験からも可能?

人事コンサルタントの副業は可能で、未経験からでも挑戦できます。企業の採用や人材育成、評価制度の整備などを支援する仕事で、まずは人事関連の基本知識(労務管理・採用・制度設計)を学ぶことが重要です。

未経験者は、キャリアコンサルタントや社会保険労務士といった人事系資格の取得や研修を受けることから始めましょう。

案件獲得には、クラウドソーシングや人事特化型のフリーランスエージェントへの登録が効率的です。

まずは人事アシスタントや採用代行などの業務から始め、実績を積むことでより高単価なコンサル業務へとステップアップも可能です。

人事コンサル向け副業案件の単価相場

単価中央値: 44.0万円
単価平均値: 50.0万円
単価相場案件数
0〜9万円25件
10〜19万円2件
20〜29万円5件
30〜39万円28件
40〜49万円12件
50〜59万円8件
60〜69万円9件
70〜79万円16件
80〜89万円6件
90〜99万円4件
100〜109万円7件
110〜119万円6件
120〜129万円0件
130〜139万円3件
140〜149万円0件
150〜159万円0件
160〜169万円1件
170〜179万円0件
180〜189万円0件
190〜199万円0件
200〜209万円0件
210〜219万円0件
220〜229万円0件
230〜239万円0件
240〜249万円0件
250〜259万円0件
260〜269万円0件
270〜279万円0件
280〜289万円0件
290〜299万円0件
300〜309万円0件
2025年11月時点
インディバースフリーランスが提携しているエージェントの全求人データをもとに抽出した結果ですが、平均単価相場/月は約37.5万円でした。高単価の案件を探している人は、高単価案件が豊富なProconnectで案件を探すのがおすすめです。

人事コンサルの副業案件例

人事コンサルの副業ができる案件例を紹介します。案件のスキル感や単価相場などを参考にしてください。※案件は掲載当時の情報なので、募集が終了している場合もあります。

案件例1

案件タイトルコンサル/リモート/0.8人月/フィンテック業界における人事コンサル | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (ITコンサルタント/確認中)| テクフリ
単価〜 880,000円
案件概要
▼案件概要
フィンテック企業における中途採用環境の整備および競合他社の人事・組織面での分析支援を担当するプロジェクト。
主な業務として、人事制度の設計、採用フローの最適化、競合他社の人事制度や組織構造...
必要スキル
・人事コンサルティング経験3年以上
・人事制度設計や採用フロー構築の実務経験
・競合他社分析や市場調査の実務経験
・クライアントとの折衝能力およびプロジェクトマネジメントスキル
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp
ご紹介した案件はあくまでも一例です。エージェントに登録すると非公開案件が見られるので、まずは登録して自分のスキルに合った案件があるかチェックしてみましょう。

人事コンサルの副業案件探しにおすすめのエージェント

DAI
基本的には副業案件自体がどのエージェントでも少ないため、「求人数が多いProConnectに1社登録し、2-3社並行して登録しておくと、よりよい副業求人に出会うことができます。

ProConnect(プロコネクト)

運営会社 株式会社WorkX
公式サイト https://pro-connect.jp/
契約形態 業務委託契約 ・派遣契約
対応地域 日本全国 ・海外
支払いサイト 最短で稼働月当月末締め翌月9営業日目に支払い。
※以下の場合は30日サイト(翌月末払い)へ変更される場合あり
・必要書類(作業報告書、経費領収書など)が指定期日までに指定の方法でご提出いただけない場合
・差し戻しが発生した場合
・特定条件を満たす案件の場合
・派遣契約の場合
求人数 305件
リモート求人数 -
福利厚生 情報なし

ProConnect(プロコネクト)は、IT・戦略・業務・PMO・SAPコンサルなど、幅広い領域の案件を扱うエージェントです。

高単価なプライム案件を多く保有するほか、稼働率が60%〜の案件やリモートワーク可能な案件も多く保有しており、フレキシブルな働き方を目指すフリーコンサルにもおすすめです。

ProConnect公式

こちらも読みたい:

ProConnect(プロコネクト) の評判・口コミを解説 | 特徴やメリット・デメリットも解説

High Performance Consultant(ハイパフォコンサル)

運営会社 INTLOOP株式会社
公式サイト https://www.high-performer.jp/consultant/
契約形態 業務委託
対応地域 全国
支払いサイト 最短で稼働月当月末締め翌月15日に支払い(業界最速水準)
求人数 8,185件
リモート求人数 881件 (2025年11月2日 現在)
福利厚生 フリーランス向け 福利厚生プログラム fukurint -フクリント-
・税務・会計のお悩み解決サポート
・キャリア拡大に向けたスキルアップサポート
・健康維持のためのライフスタイル向上サポート

税理士紹介サービス
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ハイパフォコンサルは上場企業であるINTLOOP社が運営する、PMO/PM系の案件に強いフリーランスコンサル特化エージェントです。

業界最大規模の案件数を持ち、月120万円の高単価案件、リモート案件などが豊富です。

稼働率60%未満(=週3日以下)の案件もあります。

エンド直請け・上場企業案件が豊富で月180〜210万円級の高単価を実現。報酬は月末締め翌月15日払いと資金繰り安心です。

ハイパフォコンサル 公式
【最新】ハイパフォコンサルのリアルな評判を紹介 メリットや使い方についても解説

フリーコンサルタントjp

フリーコンサルタント.jp

運営会社 株式会社みらいワークス
公式サイト https://freeconsultant.jp/
契約形態 業務委託契約
対応地域 全国
支払いサイト 月末締めの翌々月10日支払(40日サイト)
求人数 6,156件
リモート求人数 -
福利厚生 情報なし

「フリーコンサルタント.jp」は、株式会社みらいワークスが運営するフリーランス向けの案件紹介サービスです。

特にコンサルタント・PM・PMOなどプロフェッショナル人材に特化しています。

大手からベンチャーまで700社以上との取引実績があり、リモート・スポット・短期など柔軟な働き方に対応した案件も豊富です。

フリーコンサルタント.jp 公式
フリーコンサルタント.jpのリアルな評判は?利用方法やメリット・デメリットを紹介

人事コンサルの副業案件を探す基準

人事コンサルの副業は、案件ごとに稼働時間帯や単価、稼働環境など異なります。

DAI
副業として本業とのバランスをとって働ける、自分に合った案件を選ぶことが重要です。

ここからは、人事コンサルの副業案件を選ぶポイントを4つご紹介します。

  1. 土日・平日早朝・夜の稼働が可能か
  2. 週の最低稼働日数が少なくてもよいか
  3. フルリモート案件があるか
  4. 高単価な案件が多いか
DAI
順番に解説していきます!

①土日・平日早朝・夜の稼働が可能か

土日・平日早朝・夜の稼働ができるかどうかは、特に重視したいポイントです。

平日の日中以外で働くことができれば、本業やプライベートが忙しい場合でも、柔軟に対応ができます。

DAI
たとえば土日のみ稼働であれば、平日は本業のみに集中できます。

副業コンサルの魅力のひとつは、比較的自由にタイムマネジメントを行える点でしょう。

時間帯や曜日が固定されておらず、クライアントとのミーティングに合わせて稼働日を柔軟に決められる案件もあります。

DAI
スタートアップやベンチャー企業の出している求人は、柔軟に働けるものが多いです。

②週の最低稼働日数が少なくてもよいか

稼働時間帯とは別に、週の最低稼働日数(稼働率)も注視しておきましょう。

DAI
副業をするなら、週の最低稼働日数が1〜2日(稼働率20~40%)など、少なめに設定されている案件がおすすめです。

最低稼働日数(稼働率)が少ない方が、本業やプライベートと両立しやすいからです。

副業コンサルの案件を探している方の中には、起業の準備をしている方や自分の事業を持っている方もいるでしょう。

副業の稼働率の上限をあらかじめ自分で設定しておくと、案件を比較しやすくなります。

③フルリモート案件があるか

フルリモート案件があるかどうかも、人事コンサルの副業を探す上で重視したいポイントです。

副業は、自分の貴重なプライベート時間を使って行うものなので、通勤などの無駄な時間はなるべく省きたいものです。

本業を終えてから他の会社に行き、夜遅くに戻るといった生活パターンでは、趣味や学習の時間が取りにくくなってしまいます。

フルリモート案件なら場所を選ばず、また通勤時間もかからないので、効率よく働くことができます。

DAI
コンサルティング業務はリモートと相性がよいので、見つかる可能性が高いですよ!

ただしフルリモート案件は競争率が高いので、気になったらすぐに応募するようにしましょう。

④高単価な案件が多いか

コンサルティングの副業案件は比較的単価が高い傾向にありますが、エージェントによって報酬に差があります。

同じレベルの能力が要求される案件であれば、より高単価な方を選びましょう。

DAI
実際に単価が違くても、業務内容にそこまで差がないケースは多いです。

スタートアップと大手企業との間には、以下の違いが見られます

  • スタートアップやベンチャー企業:人件費を抑えるため比較的単価が安い傾向裁量を持って仕事できるケースが多い
  • 大手企業:高単価案件が豊富。チャレンジングな業務はベンチャーに比べると少なめ

自分のスキルや展望をもとに、できる限り高い単価の案件に挑戦するようにしましょう

人事コンサルの副業をするために必要な準備

人事コンサルの副業を始める前に、以下のような準備をしておきましょう。

  1. 実務経験・スキルを棚卸しておく
  2. 副業案件を探すためのサイトに登録しておく
DAI
この2つを済ませておくと、自身のスキルや経験を客観的に分析でき、案件探しがスムーズになります。

実務経験・スキルを棚卸ししておく

人事コンサルという仕事について、実際の経験や習得したスキルを書き出してみましょう。

一口に「人事コンサル」といっても、組織制度の改革から採用、人材育成まで、その業務範囲は多岐にわたります。

DAI
「人事コンサルの経験があります!」だけでは、「現状のスキルや実績でどれだけクライアントに貢献できるか」が伝わりません。

そのため人事コンサルの能力やスキルを以下のように細分化し、それぞれに紐づいた経験を詳しく書き出すことが大切です。

  • コンサルティングファームでの人事コンサル経験
  • 過去に担当した案件の明確な成果
  • 人事系の保有資格(キャリアコンサルタント、中小企業診断士など)
DAI
たとえば「総合系ファームで人事コンサル案件を3年担当した」「社会保険労務士の資格を持っている」などです。

また、言わずもがなコミュニケーション能力や論理的思考力、メンタルの強さは必要不可欠です。

副業案件を探すためのサイトに登録しておく

次に人事コンサルの副業案件を探せるエージェントサイトに登録しておきましょう。

あらかじめ利用できる状態にしておくことで、万が一案件が急に無くなったとしても焦らず次を探せます。

人事コンサルの副業を見つけるなら、コンサルティング案件を専門に扱っているエージェントがおすすめです。

DAI
先ほど紹介したエージェントは無料で利用できるので、気になるエージェントはまず登録してみましょう

人事コンサルの副業案件を行うメリットは?

本業にプラスして、副業でコンサルティングを行うことは決して楽ではありません。

業務の上で時間的な制約や人間関係といったさまざまな問題が発生する人事コンサルならば、なおさらです。

しかし、人事コンサルの副業案件には以下のメリットがあります。

  1. 収入が増える
  2. スキルアップにつながる
  3. 人脈を広げることができる
DAI
人事コンサルの副業は大変な分、得られるものもたくさんあります!それぞれ見ていきましょう。

収入が増える

まず、副業すれば本業以外で報酬をもらうことになるので、収入が増えます。

人事コンサルだけに限らず、コンサルティングは高い能力や成果を求められる分、ほかの副業案件に比べ高単価な傾向にあります。

副業は会社に雇用されない労働形態なので、稼働時間がそのまま収入につながりやすいです。

将来起業を考えている方や現在自分の事業を持っている方は、人事コンサルの副業で資金を確保することもできるでしょう。

DAI
収入源が増えると、生活の余裕だけではなく精神的な余裕も生まれますよ!

スキルアップにつながる

コンサルの副業は、実績や経験が豊富な領域や、今後磨きたいスキルの案件を自分で選んで参画できます。

人事コンサルを募集している業界は多岐にわたります。

副業により本業とは異なる業界の案件に携わり知見が広がるという点もメリットといえるでしょう。

多種多様な業界の人事に取り組むことで、どんなジャンル・分野でも通用するスキルや経験が身につく可能性が高いです

DAI
その結果本業の業務範囲を広げられれば、さらなる収入アップも期待できます。

人脈を広げることができる

人脈を広げられることも、人事コンサルの副業をするメリットです。

人事領域のDXが盛んになり、またDEIの重要性がさけばれる昨今、人事コンサルの需要は高まりつつあります。

しかし、条件の良い人事コンサルの副業案件は競争率も高いです。

人脈を広げることで、より条件の良い人事コンサル案件に参画できる、好条件で人事部門のマネジメント職を得るなど、チャンスが広がります。

また、さまざまな企業の人事に関わることで、ニーズに合致した生きた知見を手に入れられます。

人事コンサルで副業するデメリットって?

人事コンサルの副業にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

人事コンサルの副業のデメリットとして、以下の2点が挙げられます。

  1. 本業との兼ね合いが難しくなる
  2. 休みが取れなくなる
DAI
あらかじめ対策をしておけば、デメリットに困ることもありません。ぜひ参考にしてください。

本業との兼ね合いが難しくなる

副業の稼働時間やタスク量を管理しないと、本業とのバランスが取れなくなってしまう恐れがあります。

このような事態を防ぐために、まずは稼働率の低い人事コンサルの副業を始めることをおすすめします

稼働時間が短い仕事や短期案件を最初に受けて、副業がある生活に慣れることから始めてみましょう。

副業のある生活サイクルに慣れてきたら、徐々に稼働率や案件数を増やしたり、よりハイレベルな案件に取り組んだりすることもできます。

休みが取れなくなる

副業を行うデメリットの1つとして、家族と過ごす時間や趣味の時間など、プライベートが取りにくくなることが挙げられます。

特に副業を始めたばかりの頃は、ペースがつかめず、うまく休みをとれないこともあるでしょう。

プライベートな時間を確保するには、あらかじめ副業に充てる時間を決めておくことが有効です。

副業よりも本業、本業よりも休養が大切です。

全ての時間とパワーを仕事に使ってしまうのは危険なので、タイムマネジメントには特に気を付けたいところです。

人事コンサル案件の副業で収入を増やすポイント

専業のフリーコンサルタントと比較すると、副業では業務に費やせる時間が限られています。

そのため、短時間でどれだけ効率的に稼げるかが大切です。

人事コンサルの副業案件で高収入を得るためのポイントは以下の3つです。

  1. 単価が安い案件は控える
  2. 複数のエージェントに登録して、自分のスキル感を相見積もりしてもらう
  3. エージェントを利用する場合はマージン率を確認する

1つずつ見ていきましょう。

単価が安い案件は控える

収入にもっとも大きな影響を与えるのは、案件単価です。

コンサルタントの場合、案件によってはタイトル(役職)が始めから指定されているものもあります。

シニアマネージャー以上の案件となると、単価も一気に上がります。

また同じ難易度の案件でも、単価が異なるケースも少なくありません。

手当たり次第に応募せず、複数の案件を集めてから比較検討しましょう。

DAI
稼働率と単価のバランスを見て、妥協せず案件を選びましょう。

複数のエージェントに登録して、自分のスキル感を相見積もりしてもらう

案件を探す際は、必ずいくつかのフリーコンサルエージェントに登録して、自分のスキル感を相見積もりしてもらいましょう。

「自分の能力や経験にどれくらいの市場価値があるか」が客観的にわかるため、ニーズにマッチした案件に応募できる可能性が高まります。

また、自分の能力を高く評価してくれるエージェントに登録すれば、高単価な案件にも出会いやすくなります。

DAI
担当エージェントの質や、相性も大切です。ぜひ複数登録しましょう。

エージェントを利用する場合はマージン率を確認する

エージェント経由で案件開拓する際は、マージン率(ブローカー料)を把握しておきましょう。

副業に利用できるエージェントのマージン率は、10〜20%が相場です。

DAI
たとえばマージン率が20%の場合、クライアントが100万円の仕事を発注しても、こちらが得られる報酬は80万円。せっかくならマージン率の低いエージェントを利用したいですよね。

ですが、ほとんどのエージェントはマージン比率を非公開としています。

そこでチェックすべきなのは、直接契約(エージェント以外に仲介企業を挟まない契約形態)かどうかです。

直接契約を選べば、エージェントを介さないためマージンが引かれず、高報酬を維持したまま参画できます。

人事コンサルの副業を始める際の注意点

人事コンサルの副業を始める際、以下のポイントに注意しましょう。

  1. 土日・平日夜の稼働が可能か確かめる
  2. スケジュール管理をしっかり行い、可能な範囲で始める
  3. 副業可能か会社に確認する
  4. 確定申告が必要か確認する
DAI
順番に見ていきましょう!

土日・平日夜の稼働が可能か確かめる

案件選びの基準でも紹介しましたが、受注したい案件が土日・平日夜の稼働OKかを確かめましょう

土日がダメなプロジェクトの場合、本業とのバランスを保ちにくい可能性があります。

土日も平日夜も稼働できない案件は、副業ではなく専業のフリーコンサルタントのための案件と考えたほうがよいです。

DAI
どんなに単価や業務内容が魅力的でも、稼働時間が合わないものには応募しないようにしましょう!

スケジュール管理をしっかり行い、可能な範囲で始める

案件に応募する前に、まずは副業するためのスケジュールを立てていきましょう。

DAI
最初からキャパオーバーになるほど仕事をとってしまうと、本業の足を引っ張ってしまうどころか、副業のパフォーマンスも落ちかねません。

副業は短期プロジェクトなど小規模なものから始め、本業との両立方法や時間管理の要領を得た後で、段階的に仕事の範囲を広げていくやり方が理想です。

DAI
副業を始めて数ヶ月の間は、報酬よりも副業のペースに慣れることにフォーカスしましょう。

副業可能か会社に確認する

前提として、本業の会社が副業を容認しているのか確認する必要があります

副業が禁止されているなら、素直に規定に従いましょう。

DAI
副業がバレても解雇になることはほとんどありませんが、会社からの信用を失います。

民間会社の規定はそれぞれ違いますが、一般的に公務員は副業を許可されていません。

副業許可のある会社でも、下記の行為は控えてください。

  • 本業企業の競合に加担する副業
  • 会社の業務に明らかに支障をきたす副業
  • 風俗や暴力団など社会的信用を損ねる副業
DAI
あくまで第一優先は本業であることを忘れないでください!

確定申告が必要か確認する

副業収入が年収20万円を超えた場合、自分で確定申告を行う必要があります。

DAI
正社員は会社が税金計算をしてくれますが、個人で働く副業は自分で計算・納税しなければなりません。

以下のように準備しておくと、確定申告の負担を減らせるのでおすすめです。

  • 生活口座とは別に、副業専用の口座を用意する
  • 副業に関する出費は経費にできるので、領収書をとっておく
  • 会計ソフトなどを使用して取引を記録する

期限までに確定申告を済ませないと、延滞税が課せられる可能性があるので、毎年早めに提出するように心がけましょう。

人事コンサルの副業についてよくある質問

最後に人事コンサルの副業についてよくある質問をまとめました。

  1. 週何日から副業できる?
  2. リモートワーク可能な案件はある?
  3. 人事コンサル未経験で副業できる?
  4. 人事コンサルで副業するために必要な実務経験やスキルって?
  5. 人事コンサルの副業からフリーランスとして独立するには?

順番に紹介します。

Q1. 週何日から副業出来る?

DAI
週1(稼働率20%)から副業可能です。

ただし稼働率が低い案件は非常に人気があり競争率が高いので、見つけたら早めに応募するようにしてください。

Q2. リモートワーク可能な案件はある?

DAI
A.人事コンサルはリモートワークと相性のよい業務なので、リモートワーク可能な案件は多くあります。

ハイレベルな案件ではクライアントとの会議が増えるため、自宅やコワーキングスペースで働くことも多いです。

Q3. 人事コンサル未経験で副業出来る?

DAI
A.人事コンサル未経験での副業はなかなか難しいのが現状です。

実際求人の条件欄を見てみても、「人事コンサルの実務経験◯年以上」と記載されていることがほとんど。

副業で人事コンサルを行いたいなら、以下のように経験を積んでおきましょう。

  • コンサルティングファームで人事関連の案件を担当する
  • 一般企業の人事部や人材ビジネス会社で5~10年程度経験を積む
DAI
長い目で考えると、就職をして経験を積むほうが圧倒的におすすめですよ!

Q4. 人事コンサルで副業するために必要な実務経験やスキルって?

DAI
A.基本的に副業は「実務経験のある業務の案件しか取れない」と考えましょう。

クライアントはあなたを人事コンサルティングの知見が十分にあると認識した後で、仕事を依頼します。

副業では即戦力を求められるので、会社と違って教育コストをかけることもありません。

人事コンサルの場合、キャリアコンサルタントや中小企業診断士、社会保険労務士などの資格がプラスに働くこともあります。

必要な実務経験に加え、上記のような資格を取得しておいても良いでしょう。

Q5. 人事コンサルの副業からフリーランスとして独立するには?

DAI
A.副業からフリーランスとして独立するベストタイミングは、副業収入が本業を超えたときです。

フリーランスの不利な点は安定性が乏しいことなので、可能な限りリスクを排除することが大切です。

DAI
独立した途端副業の契約が途切れ、無収入になってしまうこともあり得ます。独立の前に複数のクライアントと繋がっておくと安心ですよ。

まとめ

今回は人事コンサルの副業を選択するためのポイントやおすすめのエージェント、案件例について説明しました。

人事コンサルの副業案件は稼働率50%以下やフルリモートOKなものも多く、限られた時間で効率的に稼ぎやすいといえます。

応募条件や稼働時間を見極め、自分の希望に合うものを見つけましょう。

DAI
今回紹介した副業エージェントは下記の通り。無料で登録できるので、ぜひ人事コンサルの副業にチャレンジしてみてください!
週3〜案件があるフリーコンサルタント向けのフリーランスエージェント
【第1位】ProConnect(プロコネクト)(公式サイト: https://pro-connect.jp/
フリーコンサル向けの求人数が多いエージェント。SAP/ERP系の案件や、PMO,PM系案件あり。
全体的にはIT系コンサル系案件が多い。
稼働率60%未満案件もあり。起業を検討している方や、プライベートとのバランスが取りたい方にもおすすめ。

【第2位】ハイパフォコンサル(公式サイト:https://www.high-performer.jp/consultant/
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リモート案件80%以上・月120万円以上案件率60%以上。
東証グロース市場上場のINTLOOP株式会社が運営。

【第3位】フリーコンサルタント.jp(公式:https://freeconsultant.jp/  
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求人数も多く、稼働率60%未満の案件も豊富。

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