グラフィックデザイナーは在宅・フルリモートワークできる?必要なスキルや求人例を解説

最終更新日:
在宅・フルリモートで働きたいクリエイターにおすすめのフリーランスエージェント
【第1位】クラウドワークステック(公式:https://crowdtech.jp/
クラウドワークスが運営するフリーランスエージェント。
クリエイター案件多数。
週1、2から稼働できる案件もあり、リモート案件数は業界トップクラス
【第2位】テクフリ(公式サイト:https://freelance.techcareer.jp/
個人では受注が難しい大企業からの高単価なクリエイター案件が多い。
リモート可案件も豊富に保有
面談対策など案件受注サポートも充実しており、休業補償などの福利厚生も充実。
【第3位】Midworks(公式サイト: https://mid-works.com/)
非公開案件を含めると55,000件以上の案件を保有
週4〜5の常駐・リモート案件の取り扱いが多数
案件が途切れたら報酬を60%保障

「グラフィックデザイナーのスキルを使って案件を獲得するにはどうすれば良い?」

「案件を探す場合どのサイトが最適?」

この記事では、このような疑問を持っている方に向けて、グラフィックデザイナーが案件を取る方法やおすすめのサイトを紹介していきます。

サイトを活用して在宅案件を見つける場合、下記のポイントで悩む人が多いのではないでしょうか。

  • 在宅案件がそもそもあまりない
  • 高単価案件を探すのが難しい
  • 副業として働ける案件が見つからない

在宅が許可されている案件は利点が多いので、複数の人がすぐにアプローチをかけていきます。

非公開案件として表には出さず、エージェントが確保していることもあるため、いくつかのサイトに登録して募集状況を随時確認しておくことが重要です。

この記事では、グラフィックデザイナーの在宅案件を探す際におすすめエージェントとして、以下の3つを厳選して解説します。

公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
クラウドワークステック
https://crowdtech.jp/ ★★★★★ 週1~5日 登録社数91万社以上で業界トップクラス!
最短3日で稼働開始可能
・稼働初日は三者で条件や担当を確認するなど、フォロー体制が充実
テクフリ
https://freelance.techcareer.jp/  ★★★ 週4〜5日 ・個人では受注が難しい大企業からの高単価なクリエイター案件が多い
・面談対策など案件受注サポートも充実
・業界でも珍しい低マージン率(一部案件で10%)
Midworks
https://mid-works.com/ ★★★★★ 週4~5日 ・非公開案件を含めると55,000件以上
週4〜5の常駐・リモート案件の取り扱いが多数
・案件が途切れたら報酬を60%保障
DAI
この記事で在宅案件を獲得するための方法やサイトへの理解を深めたら実際に行動を起こし、理想のワークスタイルを確立させていきましょう!

グラフィックデザイナーは在宅・フルリモートで働ける?未経験からも可能?

結論として、グラフィックデザイナーのフリーランスは在宅・フルリモートで働けますが、基本的に業務経験2〜3年以上が必要で、未経験には難しいのが現実です。

フリーランスのグラフィックデザイナーとして求められるのは、Illustrator・Photoshopなどのデザインツールの習熟度に加え、ブランディング設計レイアウト理論への理解、タイポグラフィカラーマネジメントの知識です。クライアントワークではフィードバック対応力デザインコンセプトの言語化スキルも重要となります。

案件獲得には、クラウドワークステックテクフリといったフリーランスエージェントの活用が効果的です。これらのプラットフォームでは継続案件も多く、安定した収入につながりやすいメリットがあります。また、ポートフォリオサイトの充実と、SNSでの作品発信も重要な営業活動です。

未経験者の場合、まずはデザインスクールやオンライン学習プラットフォームでスキルを身につけ、制作会社や代理店で実務経験を積むことが先決です。その後、副業から始めて実績を作り、段階的にフリーランスへ移行するのが現実的なルートといえるでしょう。

グラフィックデザイナー案件の単価相場

単価中央値: 60.0万円
単価平均値: 54.0万円
単価相場案件数
0〜9万円129件
10〜19万円15件
20〜29万円24件
30〜39万円88件
40〜49万円135件
50〜59万円265件
60〜69万円295件
70〜79万円214件
80〜89万円111件
90〜99万円30件
100〜109万円6件
110〜119万円0件
120〜129万円3件
130〜139万円1件
140〜149万円0件
150〜159万円0件
160〜169万円2件
2025年7月時点
インディバースフリーランスが提携しているエージェントの全求人データをもとに抽出した結果ですが、平均単価相場/月は約54万円でした。高単価の案件を探している人は、高単価案件が豊富なクラウドワークステックで案件を探すのがおすすめです。

グラフィックデザイナーの在宅・リモート案件例

グラフィックデザイナーの在宅・リモートで働ける案件をいくつか紹介します。案件のスキル感や単価相場などを参考にしてください。※案件は掲載当時の情報なので、募集が終了している場合もあります。

案件例1

案件タイトルIllustratorなど/一部リモート/大手HRTech企業におけるクリエイティブ業務 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (グラフィックデザイナー(2Dデザイナー)/渋谷)| テクフリ
単価〜 660,000円
案件概要
大手HRTech企業のCDO室に所属し、周辺と連携・協働しつつ、クリエイティブを製作いただきます。
必要スキル
・Adobe Illustrator/Photoshopを利用したデザイン制作経験
・グラフィックデザインの基礎知識・制作経験
・LPなど静的なWeb制作経験
・チラシなどの印刷物の制作、入稿経験
・HTML5 / CSS3によるマークアップ(自己学習でも可)
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例2

案件タイトルアプリグラフィックデザイナー/一部リモート/自社アプリのグラフィックデザイナー募集 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (グラフィックデザイナー(2Dデザイナー)/若林)| テクフリ
単価〜 720,000円
案件概要
【業務内容】
アプリ内告知グラフィックデザイン
SNS向けグラフィックデザイン
アプリUIグラフィックデザイン
(詳細は、面談時にお話しいたします)
必要スキル
・アプリ、デジタルコンテンツの実務経験実務経験3年以上
・デジタルコンテンツに携わった経験のある方
・アイデア、デザインの提案ができ、主体的に業務を進められる方
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例3

案件タイトル2Dイラストレーター/リモート併用/ソーシャルゲームのキャラクターイラスト制作 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (グラフィックデザイナー(2Dデザイナー)/白金高輪o広尾)| テクフリ
単価〜 550,000円
案件概要
一枚絵のイラストからキャラクターイラストのアニメーションを制作するため、
有名IPアプリ内の戦闘シーンのテイストに寄せて制作する作業をご担当いただきます。
ラフから清書へと段階を踏んで作成する作業を想...
必要スキル
・塗りテイストを合わせた経験(Must)
・キャラクターのイラスト、コンセプトを基に2Dキャラクターを描き起した経験
・Photoshop、SAI、CLIP STUDIO等を使用したイラスト制作経験
・エンターテインメント業界での実務経験3年以上
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp
ご紹介した案件はあくまでも一例です。エージェントに登録すると非公開案件が見られるので、まずは登録して自分のスキルに合った案件があるかチェックしてみましょう。

グラフィックデザイナーの在宅・フルリモート案件探しにおすすめのエージェント

DAI
グラフィックデザイナーが在宅案件を探す場合は、求人数が多い「クラウドワークステック」に1社登録し、2-3社並行して登録しておくと、より良い求人に出会うことができるのでおすすめです。
公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
クラウドワークステック
https://crowdtech.jp/ ★★★★★ 週1~5日 登録社数91万社以上で業界トップクラス!
最短3日で稼働開始可能
・稼働初日は三者で条件や担当を確認するなど、フォロー体制が充実
テクフリ
https://freelance.techcareer.jp/  ★★★ 週4〜5日 ・個人では受注が難しい大企業からの高単価なクリエイター案件が多い
・面談対策など案件受注サポートも充実
・業界でも珍しい低マージン率(一部案件で10%)
Midworks
https://mid-works.com/ ★★★★★ 週4~5日 ・非公開案件を含めると55,000件以上
週4〜5の常駐・リモート案件の取り扱いが多数
・案件が途切れたら報酬を60%保障

クラウドワークステック

クラウドワークス テック

(画像はクラウドワークス テック公式サイトより引用 https://crowdtech.jp/ )

運営会社 株式会社クラウドワークス
公式サイト https://crowdtech.jp/
契約形態 業務委託契約 (正社員登用できる場合もあり)
対応地域 全国
支払いサイト 15日サイト(月末締め翌月15日払い)
福利厚生 ベビーシッターサービス
ケガや病気で、収入が途絶えてしまうリスクをサポート
病気やケガ(精神疾患を含む)で業務に従事できない状態が90日を超えて継続した場合、最長10年間、毎月5万円が支払われます。

クラウドワークス テックは、エンジニア・デザイナー・マーケター向けのフリーランスエージェントです。リモート案件が豊富で、週3日〜働ける案件を多数保有しています。

クラウドワークス テックの主な特徴としては、以下の3つがあります。

  1. リモート求人が多い
  2. エンジニア、デザイナーの案件数が多い
  3. 週3〜4日で働ける案件がある

リモート求人が多い

クラウドワークス テックのリモート案件数は、他のエージェントと比較してもトップクラスの案件数です。

※フリーランスエージェントで得られる案件は、常駐の案件も多いです。一部リモートなどの案件はありますが、フルリモート案件の割合は少ないため、リモート案件に強みのあるクラウドワークス テックは魅力的です。

またクラウドワークス テックはサイト上で公開されている求人以外にも、多数の非公開求人を保有しています

関連:クラウドワークステックの口コミ・評判

【クラウドワークス テック】リモートワークで働きたい人におすすめ
業界トップクラスのリモートワーク案件数を誇るフリーランスエージェント

テクフリ

 

テクフリ(TechCareer Freelance)は、株式会社アイデンティティーが運営するフリーランスエンジニア・クリエイター向けの案件紹介サービスです。

最大の特徴は、業界でも珍しい低マージン率(一部案件で10%)と、登録から案件参画後まで一貫してサポートする強力な体制。コーディネーター・エージェント・カスタマーサクセスの専門チームが、カウンセリングや条件交渉、現場での問題解決まで丁寧に対応します。

さらに、ITフリーランスコンソーシアム(ITFC)による独自の福利厚生も充実。休業補償保険や報酬付き休暇、健康診断割引、税理士無料紹介・キャッシュバック、デリバリーや旅行の割引など、他社にはない特典が多数用意されています。

案件の約80%がリモート対応、週4日からの稼働も可能で、柔軟な働き方を実現。高単価案件や福利厚生を重視する方、エンジニア・クリエイター職種でキャリアアップを目指す方に最適です。ただし、実務経験2~3年以上が求められるため、経験の浅い方や地方在住で常駐案件を希望する方には向かない場合があります。登録・利用は完全無料。

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ミッドワークス

(Midworks公式サイトより引用:https://mid-works.com/

運営会社 株式会社 Branding Engineer
公式サイト http://mid-works.com
契約形態 業務委託契約
対応地域 東京都 大阪府など
支払いサイト 20日サイト
(案件によって異なる場合がある)
求人数 12,090件
リモート求人数 -
福利厚生 交通費を年36万円まで支給
書籍、勉強会費用を月1万円まで支給
経理支援クラウドシステムの利用料負担


フリーランス協会への無料入会


生命保険半額負担


福利厚生サービス「リロクラブ」を年会費無料で利用可能
スポーツクラブ、宿泊施設、レンタカー、グルメ、エンターテイメント、育児介護支援、家事代行などのサービスをお得に受けることができる

Midworks公式サイトより引用:https://mid-works.com/

Midworksは、次のような特徴があります。

  1. 報酬補償を含む手厚い福利厚生
  2. デザイナー系案件の分野が幅広い

Midworksは、正社員並みの保証が受けられるなど福利厚生が充実しているという特徴があります!

そのため、はじめてフリーランスとして独立するのが不安な方や、安心してフリーランスとして活躍したい方におすすめです。

デザイナー系職種の案件の種類が多いため、仕事を選択する幅が広がります。

個人では参画しにくい案件を見つけるチャンスです!

以下は、Midworksに掲載されているデザイナー向け案件の例です。(表は左右にスクロールできます。)

案件名

幼稚園・保育園向けの写真販売サービスのUIデザイン

単価 60~90万円/月
月想定稼働時間 週3日~週4日
業務内容 幼稚園・保育園向けの写真販売サービスと現在企画中の幼稚園・保育園向けの新プロダクトに関するUIデザイン制作をお任せいたします。
「誰が・どんなことを思って・どのようにそのサイトを使いたいのか」を考え、より良いサービスを創り上げていくためのチームメンバーを募集いたします。【主な業務】
・新プロダクト立ち上げに伴うUIデザインやブランドなどのコンセプト提案
・WEBサイトアプリケーションの情報設計デザインプロトタイピング
・既存プロダクトのUI改善
・写真やイラスト、タイポグラフィを使用したビジュアルデザイン
・制作スタッフとの調整やクオリティ管理
・チーム内でのヒアリングやディスカッション※メインは新プロダクト関連になります。
必要スキル 【必須スキル】
・WEB デザイナーの実務経験(3年以上希望)
・UI デザインの経験1年以上
・Photoshop 、AdobeXD 、Sketch のいずれかを使いこなせる方【歓迎スキル】
・事業会社での就業経験
・UX デザインやリサーチに関する知識、実践
・開発メンバーを含むチームでの就業経験
・HTML5/CSS3 のコーディング経験
・レスポンシブ対応の経験
・WEBサイトスマホアプリ、LPバナーなどの制作実績 のある方

※現在は募集を終了している場合があります。

※Midworksは、会社員の方への副業は紹介していません。

【Midworks】ITフリーランスとして独立するなら!
手厚い福利厚生の支援が魅力!フリーランスとして働くことを少しでも不安を抱えているなら、まずは相談するのがおすすめのエージェント。

グラフィックデザイナーで在宅ワークするメリットって?常駐とは何が違う?

グラフィックデザイナーで在宅ワークするメリットは以下の2つです。

  • 時間や場所の制限が軽くなる
  • 通勤による精神的・身体的な負担がなくなる

在宅勤務によって、どのような利点を得られるのか見ていきましょう。

時間や場所の制限が軽くなる

自宅で作業ができると、出勤が必要な場合よりも時間・場所における制限が軽くなります。

案件によっては勤務する時間もある程度融通できることがあるので、お昼から作業をこなしたり、夜に集中して業務をこなしたりすることも可能です。

またなかには「自宅以外でもコミュニケーションを取れる場所であれば問題ない」としている募集もあるので、カフェやホテルを拠点とした勤務もできることがあります。

通勤による精神的・身体的な負担がなくなる

現在グラフィックデザインの仕事に関わるなかで、通勤が大きなストレスになっている方も一定数いるのではないでしょうか。

徒歩や電車で会社まで通うことになると、満員電車による人混みや朝の準備で疲れが溜まってしまうケースも多いです。

会社に着いた頃には、疲労によって業務になかなか集中できなくなってしまうこともあるでしょう。

在宅勤務に切り替えて通勤を無くし、日々の精神的・身体的なストレスを軽減することで、これまでの労力を仕事に回せるようになります。

グラフィックデザイナーで在宅ワークするデメリットは?

在宅ワークには、以下のデメリットも存在します。

  • 仕事とプライベートにメリハリをつけづらい
  • 作業で困ってもすぐに相談できない

それぞれの項目について解説していきます。

仕事とプライベートにメリハリをつけづらい

在宅勤務では、会社に勤務するときと違って他人の目がなくなるため、メリハリをつけて働きづらくなります。

また、日常生活をしている家を仕事場にすると、ビジネスとプライベートの境界線を引きづらくなるでしょう。

自宅というリラックスしやすい環境で仕事をするにはある程度工夫が必要です。

他のことに意識が向かないようにスペースで区切ったり、ノイズキャンセリングが可能なイヤホンを付けたりして対策をしていきましょう。

作業で困ってもすぐに相談できない

通勤しながらグラフィックデザイナーの仕事をこなす場合、対面で話ができるので同僚や上司に困ったことをすぐに聞くことができます。

一方、在宅ワークでは、コミュニケーションの方法としてチャットサービスやオンライン会議ツールを活用することになるので、対面と比べると相談しづらい環境になります。

細かい問題は自分で解決する対応力や、困ったことがあっても端的に質問できるビジネスコミュニケーション能力が必要です。

グラフィックデザイナーの在宅ワークに必要なスキル

グラフィックデザイナーで在宅勤務を目指したい場合、以下のスキルはアピールできるように身につけておきましょう。

  • デザインのスキル
  • 各種アプリケーションへの理解
  • コミュニケーションスキル

それぞれ解説していきます。

デザインのスキル

グラフィックデザインでは、広告やポスターを作成するためにデザインのスキルが必須です。

商品やサービスについて効率的に訴求するためには、色が与える印象や文字配置によって変わる効果を知っておく必要があります。

レイアウトや色彩などについて理解を深め、実務レベルで扱えるようにしましょう。

各種アプリケーションへの理解

グラフィックデザインの仕事では、IllustratorやPhotoshopなどツールを活用して業務をこなしていきます。

すでにデザイナーとして業務をこなした経験がある方は実務レベルで扱えると思いますが、案件によって求められるレベルが異なるので、事前に確認しておきましょう。

IllustratorやPhotoshopと合わせてMayaやUnityなどへの知識もあると、業務の幅が広がります。

コミュニケーションスキル

デザイナーは、ひたすら作業をするだけでなく、クライアントや同僚とコミュニケーションを取る機会も多くあります。

特に、在宅で仕事をする場合、オンライン会議やチャットツールを活用する機会が多くなるため、対面とは異なるコミュニケーション能力が必要です。

テキストで進捗状況・留意したポイントなどをわかりやすく伝えるビジネススキルや、オンライン会議で画面を共有しながら話せるプレゼンの技術などは身につけておくことをおすすめします。

グラフィックデザイナーの在宅案件を獲得する方法

グラフィックデザイナーの在宅案件を獲得する方法は以下の4つがあります。

  • エージェント・クラウドソーシングの活用
  • 友人からの紹介
  • テレアポやメールによる直接営業
  • SNSやブログなどから依頼を受注

ここからは、各方法のメリットなどについて解説していきます。

エージェント・クラウドソーシングの活用

グラフィックデザイナーの在宅案件に挑戦する場合、特に代表的な方法としてエージェントやクラウドソーシングが挙げられます。

クラウドソーシングはスキルや経験に関わらず誰でも活用できるメリットがありますが、案件の選定・調査は自分で行う必要があります。

必ずしも受注できるとは限らないうえ、単価も低くなる可能性があるので注意が必要です。

エージェントの場合、知識が豊富な担当者から案件紹介やアドバイスをもらえるので、より効率的な案件獲得を目指せます。

DAI
業務に慣れる目的ならラウドソーシングを使用することもおすすめですが、条件にこだわりたいのであれば前述したようにエージェントの活用が推奨されます。

友人からの紹介

グラフィックデザイナーに関する在宅案件を獲得したい場合、友人から紹介してもらうことも方法の一つです。

面識がある人物から案件を受注できれば、コミュニケーションの面において負担が軽くなるメリットがあります。

ただし、友人から紹介してもらった仕事であっても、契約に関するトラブルは発生することがあるので注意が必要です。

相場よりも安い金額で請け負ったり、納期の設定が短すぎたりすると、後で揉める可能性があります。

DAI
信頼できる人物だったとしても、契約書の内容は確認してお互いに意見の衝突がないようにしましょう。

テレアポやメールによる直接営業

国内では、案件の獲得に関して多くのサービスが展開されていますが、テレアポやメールによる直接営業も方法として考えられます。

企業についてリサーチしたうえで、話を聞いてもらえそうな会社のリストを作成し、できる範囲で毎日アプローチをかけていきましょう。

直接営業によって案件を獲得した場合、手数料を引かれることがなくなるため、報酬を多く確保できるようになります。

ただし、スクリプト作成やメール内容の変更など、地道な作業が必要になる点には注意が必要です。

DAI
特にテレアポをする場合は、口頭で自分を売り込むコミュニケーション能力や、質問に対応するための咄嗟の判断力などが求められます。

SNSやブログなどから依頼を受注

グラフィックデザイナーとして案件を獲得する場合、SNSやブログによる方法もおすすめです。

日々良質な情報発信を続けることで、企業の担当者から声がかかる可能性があります。

他の手法と比べると受動的ではありますが「分野に精通している」という認識を持ったうえで依頼をしてもらえれば、信頼度の高さから交渉もスムーズにできるでしょう。

DAI
依頼を受注できるようになるまでは、地道に情報発信を続けてファンを増やしていく必要があります。

グラフィックデザイナーエンジニアが在宅ワーク案件を探す際にサービスを選ぶ基準

在宅で働ける案件を探す際、実際に検索してみると、条件がバラバラでどの募集が良いのか迷う人もいるでしょう。

グラフィックデザイナーの知見を活かせる在宅案件を探す場合、選ぶ基準として大切なのは以下5つです。

  • クラウドソーシングよりもフリーランスエージェントがおすすめ
  • 在宅OK案件のグラフィックデザイナー案件は多いか
  • 単価が高いか
  • 稼働日数は週にどのくらい必要か
  • 福利厚生・サポートは整っているか

それぞれの項目を解説していきます。

クラウドソーシングよりもフリーランスエージェントがおすすめ

在宅可能な案件を獲得したいと思ったとき、クラウドソーシングの活用をまず考える人は多いのではないでしょうか。

クラウドソーシングはスキルや経歴に関わらず、誰でも案件に応募できる点が魅力です。

しかし、案件の選定や応募先の調査、提案文の作成などを自分で実施しなければいけないデメリットもあります。

クラウドソーシング・フリーランスエージェントの特徴やメリットについては以下の表をご覧ください(左右にスクロールできます)。

クラウドソーシング フリーランスエージェント
未経験者の利用 ◯ 案件によっては可 × 不可
(3年程度の実務経験が必要)
仕事の報酬 △ 報酬額は低い ◎ 報酬額は高い
大企業からの求人募集があることも
仕事獲得の手間 △ 手間がかかる
案件探し・営業はすべて自分でやる
◎ 手間はほとんどかからない
希望条件に合う求人を紹介してくれる
面談設定や契約手続きサポートあり
交渉の手間 △ 基本的には自分ひとりで対応 ◎ 単価・勤務条件の交渉代行あり
案件獲得後も定期的なサポートあり
トラブル相談にも乗ってくれる

クラウドソーシングをメインで活用していく場合、上記のように多くの手間が発生する可能性があります。

現在進行している仕事やプライベートの時間を圧迫してしまう可能性もあるので注意が必要です。

DAI
フリーランスエージェントであれば、案件探しや面談の日程調整もサポートしてくれます。

ただし、表に記載があるように、エージェントは未経験者よりも実務を行なったことがある人向けのサービスです。

過去にグラフィックデザイナーの実務経験がある方は、まずエージェントの利用をおすすめします

DAI
以下でエージェントの利用時に注目すべき項目を解説するので、事前に確認しておきましょう!

在宅OKのグラフィックデザイナー案件は多いか

国内では、フリーランスエージェントの種類が多く存在しますが、扱っている案件の数はサービスによってさまざまです。

在宅で働ける募集が多いほど理想の条件が見つかる可能性も高まるので、なるべく豊富な案件数を保有しているエージェントを探しましょう。

案件が多数であれば、契約の終了後に他の案件を紹介してもらいやすくなる利点もあります。

DAI
公開されている案件からマッチする募集を発見できなくても、まずはエージェントと面談してみることがおすすめです。非公開になっている案件から条件に合う募集が見つかる可能性もあります。

在宅できる案件は数が少ないので、複数のエージェントに登録して募集状況を確認できるようにすることがコツです。

好条件で人気の募集は「非公開案件」になっていることもあり、エージェントからの紹介でないと応募できないこともあります

DAI
まずはエージェントにスキルや経歴を伝えて、マッチする案件がないか相談してみてください!

フルリモート可能な案件を紹介してもらえるか

在宅が許可されている募集でも、家で全ての作業を行えるとは限りません。

案件のなかには「一部リモート」としてオフィスに訪問する機会を設けていることもあります。

DAI
在宅ができる案件では、以下2つの種類が存在します。
  • 一部リモート:定期的に出社の必要あり。完全在宅よりも案件数が豊富。
  • フルリモート:定期的な出社もなし。一部リモート案件よりも数が少ないため、見逃さないように複数のエージェント登録を推奨

フルリモート案件で出社なしの環境を作りたい場合、エージェントと面談するときに「完全在宅したい」と要望を伝えておきましょう。

在宅ができる案件のなかでもフルリモート案件は特に人気が高いため、2社以上のエージェントに登録して募集状況を確認することがおすすめです。

案件の報酬単価は高いか

条件や仕事内容が似通っていても、エージェントによって単価が違うことは往々にしてあります。

収入面で損をしたくない方は、なるべく高単価な案件を揃えているエージェントを選択しましょう。

高い報酬をもらえる募集の特徴は以下の通りです。

  • 大企業案件(予算に余裕があり、報酬が高い傾向がある)
  • 上流工程も請け負う(要件定義・マネジメントなど)
  • 代替ができないハイスキルや希少な技術が求められる
  • 直請案件(エージェント以外に中間企業が入らない)
  • マージン(手数料)の割合が低く設定されている

単価案件を見逃さないためにも、複数のエージェントに登録しておき、担当者との面談で「高単価案件を受注したい」と意思を伝えておきましょう。

稼働できる日数に合う案件はあるか

グラフィックデザイナーの在宅案件を探している人のなかには、家事や趣味などプライベートの充実度も加味したうえで「週に2〜3日ほど在宅勤務したい」と考えている人もいるでしょう。

週に必要な稼働日数はエージェントによっても傾向が異なります。

DAI
少ない稼働日数を設けている案件も数が少なく、すぐに多くの人から応募されます。見逃さないように複数のエージェントに登録して状況を確認しておきましょう。

福利厚生は充実しているか

各エージェントでは、営業や案件紹介などの補助だけでなく、経理のサポートやレジャー優待などが用意されている場合があります。

DAI
特に確認して欲しいのは、自分で行うと手間がかかる確定申告関連の補助があるかどうかです。

グラフィックデザイナーで完全在宅勤務ができる案件を効率的にとるには何をすれば良い?

グラフィックデザイナーで完全在宅勤務を目指す場合、以下3つのことに留意して行動をすることがおすすめです。

  • スタートアップやベンチャーの案件を探す
  • 常駐案件を経験しておく
  • 積極的に情報発信をする

効率的に仕事を獲得する方法について確認していきましょう、

スタートアップやベンチャーの案件を探す

会社を設立してから日が浅いスタートアップやベンチャー企業は、体制がまだ整っておらず、人員も足りていない可能性が高いです。

優秀な人材を確保するために在宅を許可したうえで募集を出す可能性があるので、積極的に探すことをおすすめします。

設立したばかりの企業から案件を受注できれば、上流工程に参画できるチャンスもあるので、将来的にディレクションを担当したい方は特に検討してみてください。

DAI
スタートアップ・ベンチャーの案件は、スキルアップができるという点から受注側にもメリットが多いです。

常駐案件を経験しておく

募集されている在宅案件では、最初に通勤して慣れたらリモートに切り替えるケースも多くあるので、事前に常駐案件をこなしておくと有利です。

常駐からすぐに在宅に変えてもらうためにも、対面での仕事の回し方やコミュニケーション方法を学んでおきましょう。

DAI
最初から在宅案件を目指すのではなく、在宅に変更できる案件も候補に入れると応募できる幅が広がります。

積極的に情報発信をする

グラフィックデザイナーの仕事を受注する場合、前述したようにエージェントや直接営業などの手法が存在しますが、なかにはSNSを活用した方法もあります。

まずはエージェントで案件を探すことが推奨されますが、スキルや経験を身につけたら、自分で情報発信をすることもおすすめです。

SNSやブログを通して継続的にアウトプットを行うことで、担当者の目に留まり、参画の打診が来ることもあります。

DAI
企業が求めている成果物も合わせて公表することで、注目を集めやすくなります。

まとめ

グラフィックデザイナーの在宅案件は複数存在しています。

獲得する方法はいくつかありますが、エージェントを活用して、条件やスキルにマッチした仕事を紹介してもらうことが特におすすめです。

リモート勤務ができる案件は人気が高く、サービスによって掲載している募集の特徴も異なるので、確認してすぐに応募できるように複数のエージェントに登録しておきましょう。

DAI
今回紹介したエージェントは下記の通りです。全て無料で利用できるので、気になるものから登録して在宅案件の獲得を目指していきましょう!
在宅・フルリモートで働きたいクリエイターにおすすめのフリーランスエージェント
【第1位】クラウドワークステック(公式:https://crowdtech.jp/
クラウドワークスが運営するフリーランスエージェント。
クリエイター案件多数。
週1、2から稼働できる案件もあり、リモート案件数は業界トップクラス
【第2位】テクフリ(公式サイト:https://freelance.techcareer.jp/
個人では受注が難しい大企業からの高単価なクリエイター案件が多い。
リモート可案件も豊富に保有
面談対策など案件受注サポートも充実しており、休業補償などの福利厚生も充実。
【第3位】Midworks(公式サイト: https://mid-works.com/)
非公開案件を含めると55,000件以上の案件を保有
週4〜5の常駐・リモート案件の取り扱いが多数
案件が途切れたら報酬を60%保障

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