マーケターの業業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説

最終更新日:
マーケター案件が豊富なフリーランスエージェント
【第1位】レバテッククリエイター(公式サイト:https://creator.levtech.jp/
週5の案件が豊富な、Web業界の専門性が高いエージェント。
高単価で案件の幅も広く、カウンセリングも丁寧。
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リモート案件割合80%以上でフレキシブルに働ける。
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週2日〜5日・リモート案件を多数取り扱い
専属のエージェントが単価や条件交渉まで担当してくれる。

マーケターの業務委託案件を探すなかで、次のような悩みを持ったことはないでしょうか。

男性A
マーケターの業務委託案件はどのように探す?
女性A
マーケターの業務委託案件で、リモートOKな案件や高単価な案件はどこで探すのがおすすめ?

結論をいうと、マーケターの業務委託案件を探す際には、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。

フリーランスエージェントには、扱っている案件によって、それぞれ特徴があります。

複数のエージェントの案件を比較検討し、自分に合った案件を探しましょう。

DAI
本記事では、マーケターの業務委託案件を探している方におすすめのサイトをご紹介します。また、契約締結の流れから必要な確認事項についても解説します。
公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
レバテッククリエイター
https://creator.levtech.jp/ ★★★★★ 週3~5日 ・業界最大級の案件保有数で個人では獲得が難しい希少な案件も豊富
・業界内最高レベルの高単価案件を実現し収入アップに繋がる
・Web系デザイナーに加えて、マーケター系のリモート求人も多い
HiProTech
https://tech.hipro-job.jp/  ★★★★★ 週2〜5日 ・エンジニアメインのエージェントだが、マーケター案件も豊富
・企業との直接契約が可能
・リモート案件割合84%
マーケティングプロパートナーズ
https://itpropartners.com/marketing ★★★★ 週1~5日 ・約6割が週1-3日案件で副業に最適
・3,000社以上から求人を紹介
・1案件平均継続期間は1年以上

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目次

マーケターの業務委託はできる?未経験からも可能?

マーケターの業務委託は可能です。しかし、未経験からすぐに高単価案件を獲得するのは難易度が高いです。

案件獲得のコツとしては、フリーランスエージェントの活用が最も効率的です。エージェントは非公開案件を多数保有しており、あなたのスキルセットや希望に合致する案件を紹介してくれます。また、契約締結や条件交渉の代行もしてくれるため、頼りになります。

業務委託のマーケティング案件は、SEO、SEM、SNSマーケティング、コンテンツマーケティング、MAツール運用、ABテスト設計など多岐にわたる専門スキルが求められます。Google AnalyticsやLooker Studioを用いたアクセス解析、SQLによるデータ抽出、CRMを活用した顧客セグメンテーションといった実務経験があると、案件獲得もしやすくなるでしょう。

未経験から業務委託を目指す場合は、まずスクールや副業で実務経験を積む必要があります。ポートフォリオの充実が不可欠であり、具体的なKGI達成に向けた施策立案から実行、効果測定までのPDCAサイクルを回した実績をアピールすることが重要です。

マーケター案件の単価相場


単価中央値: 72.0万円
単価平均値: 70.3万円
単価相場案件数
0〜9万円93件
10〜19万円102件
20〜29万円158件
30〜39万円224件
40〜49万円238件
50〜59万円265件
60〜69万円539件
70〜79万円722件
80〜89万円579件
90〜99万円443件
100〜109万円285件
110〜119万円70件
120〜129万円126件
130〜139万円25件
140〜149万円17件
150〜159万円18件
160〜169万円21件
170〜179万円2件
180〜189万円1件
190〜199万円0件
200〜209万円11件
210〜219万円0件
220〜229万円0件
230〜239万円0件
240〜249万円0件
250〜259万円3件
260〜269万円0件
270〜279万円0件
280〜289万円0件
290〜299万円0件
300〜309万円0件
2025年11月時点

インディバースフリーランスが提携しているエージェントの全求人データをもとに抽出した結果ですが、平均単価相場/月は約65万円でした。高単価の案件を探している人は、高単価案件が豊富なレバテッククリエイターで案件を探すのがおすすめです。

マーケターの業務委託案件例


マーケターの業務委託ができる案件例を紹介します。案件のスキル感や単価相場などを参考にしてください。※案件は掲載当時の情報なので、募集が終了している場合もあります。

案件例1

案件タイトルマーケター/一部リモート/国内最大規模のゲームプラットフォームにおけるプロモーション制作 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Webプランナー/六本木)| テクフリ
単価〜 550,000円
案件概要
自社プラットフォームに他社より展開いただいているタイトルのマーケティング業務全般をお任せします。
想定業務は下記です。
・担当タイトルのプロモーションプランの立案、実行
・市場や競合企業の調査や分析、...
必要スキル
・ゲーム会社でのプロモーション経験2年以上
・ディレクション経験
・マーケティング業務のご経験
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例2

案件タイトルWebマーケター/基本リモート/ ふるさと納税サイトのグロース支援ディレクション | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Webマーケッター/目黒)| テクフリ
単価〜 720,000円
案件概要
【業務内容】
ふるさと納税事業に関連するプロダクトのユーザー体験及びCVRの向上を目的に、アライアンスパートナー企業との折衝・調整・進行を担当いただきます。
想定業務は以下です。
・アクセス解析、企画...
必要スキル
・定性観点・定量観点をもとにした課題抽出と、改善計画の立案経験
・自社プロダクトまたはECサービスのWEBマーケティング経験
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例3

案件タイトルマーケター/常駐/大手ゲーム企業でのWebサイトGDPR担当業務 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Webマーケッター/渋谷)| テクフリ
単価〜 720,000円
案件概要
ゲームタイトルのプロモーションサイトやコーポレートサイトの制作および運営に関連する業務をお任せします。
主に、Google Analytics(GA)やGoogle Tag Manager(GTM)を...
必要スキル
・GAやGTM等のアクセス解析ツールに関する知識
・タグマネージャを使った広告タグの設置
・BIツールなどを利用したレポーティングと数値に基づいた改善プラン立案、及び実施経験
・タグ発火の制御やCookieの制御を行った経験
・効果測定ツール実装における技術的な検証
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例4

案件タイトルSEO/Webマーケター/飲食メディアのテクニカルSEOディレクション | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Webマーケッター/日比谷)| テクフリ
単価〜 770,000円
案件概要
飲食メディアサイトでのSEOディレクションを行っていただきます。
主に下記を行っていただきます。
【業務詳細】
・既存コンテンツのPDCA(特にテクニカルSEO)調査、施策立案、要件定義、関係者への折...
必要スキル
・SEO(コンテンツSEO、テクニカルSEO)の知識、経験
・SEO集客施策のPDCAの経験
・SEO順位計測ツールの活用経験
・SEO施策提案時の効果見込(シミュレーション)作成
・Google Analytics、Search Console等によるサイト分析の経験
・Webサイト制作・運営の経験、知識
・Excelスキル(関数利用等)
・PowerPointを使った資料作成・プレゼンスキル
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例5

案件タイトルFigmaなど/フルリモート/某大手企業における広告用LP・バナーの作成・UIUX改善 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (UI/UXデザイナー/虎ノ門)| テクフリ
単価〜 770,000円
案件概要
運営する各種サービスのデザイン業務をお任せいたします。
主な業務内容は、広告用のランディングページ・バナーの作成を担当マーケターと共に制作し、
効果改善のためのクリエイティブのPDCAを回していただき...
必要スキル
・Webデザインの実務経験3年以上(ポートフォリオの提出必須)
・Figmaを用いたUIデザインの経験2年以上
・広告バナー・ランディングページの作成経験
・Photoshop / illustratorを利用したグラフィックデザインの経験
・業務をスムーズに遂行する為のコミュニケーション能力
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

ご紹介した案件はあくまでも一例です。エージェントに登録すると非公開案件が見られるので、まずは登録して自分のスキルに合った案件があるかチェックしてみましょう。

マーケターの業務委託案件探しにおすすめのエージェント

マーケターの仕事探しにおすすめのサイトは以下のとおりです。

公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
レバテッククリエイター
https://creator.levtech.jp/ ★★★★★ 週3~5日 ・業界最大級の案件保有数で個人では獲得が難しい希少な案件も豊富
・業界内最高レベルの高単価案件を実現し収入アップに繋がる
・Web系デザイナーに加えて、マーケター系のリモート求人も多い
HiProTech
https://tech.hipro-job.jp/  ★★★★★ 週2〜5日 ・エンジニアメインのエージェントだが、マーケター案件も豊富
・企業との直接契約が可能
・リモート案件割合84%
マーケティングプロパートナーズ
https://itpropartners.com/marketing ★★★★ 週1~5日 ・約6割が週1-3日案件で副業に最適
・3,000社以上から求人を紹介
・1案件平均継続期間は1年以上

それぞれ解説します。

レバテッククリエイター

レバテッククリエイター公式サイト:https://creator.levtech.jp/

運営会社 レバテック株式会社
公式サイト https://creator.levtech.jp/
契約形態 業務委託契約 ・派遣契約
対応地域 東京都・大阪府が中心
支払いサイト 15日サイト(月末締め翌月15日払い)
求人数 1,083件
リモート求人数 -
福利厚生 税理士紹介や確定申告セミナーなどの税務関連サポート
人間ドックやスポーツジムなどが特別価格で利用可能
レストランでの食事・映画鑑賞・旅行などを割引

レバテッククリエイターの特徴は、以下の通りです。

  1. クリエイター特化ならではのカウンセラーの専門性の高さ
  2. さまざまなデザイナー系職種に対応している
  3. 他社と比較して、デザイナー系職種のディレクターを多数募集している

フリーランスでも安定して働きたい方は、まずレバテッククリエイターに相談してみることをおすすめします。

レバテッククリエイターに無料登録して案件をみる(公式サイト)

HiPro Tech

HiPro Tech(ハイプロテック)は、パーソルキャリア株式会社が運営するIT・テクノロジー領域に特化したフリーランスエージェントです。企業とフリーランスを“直接契約”でつなぐことを特徴とし、中間マージンが発生しないため、高単価・高報酬な案件が豊富に揃っています。

掲載案件の約70%が自社開発で、25%は週3日以下の稼働と、自由度の高い働き方を実現できます。さらに「案件リクエスト機能」により、今すぐ稼働できない方でも条件に合った案件を優先的に紹介してもらえる点も魅力。登録から契約までのサポートはすべて無料で、初めてのフリーランス活動でも安心して利用可能です。PM・エンジニアからデータサイエンティストまで幅広い職種に対応し、全国どこからでも参画できる案件も多数。キャリアの自由度と収入の最大化を両立したいITプロフェッショナルに最適なサービスです。

HiPro Tech公式ページにアクセスする

併せて読みたい

HiPro Tech(ハイプロテック)の評判は?利用のメリット・デメリット、使うべき人を紹介

マーケティングプロパートナーズ

引用:https://itpropartners.com/marketing

運営会社名 株式会社Hajimari
公開求人数 非公開
※利用企業数3,000社以上
強み ・約7割がリモート案件
・約6割が週1〜3日稼働
・高単価案件も豊富
おすすめな人 ・フレキシブルな働き方を求める人
・副業案件を探している人
・報酬の高さを重視する人
公式URL https://itpropartners.com/marketing

公式HPより引用/算出

マーケティングプロパートナーズは、エンジニア向けのエージェントサービス「ITプロパートナーズ」で知られる株式会社Hajimarinが運営しているマッチングサービスです。

同サービスの大きな特長は、リモート案件が豊富で、全体の約70%がリモートワークに対応していることです。

さらに、稼働日数が週1〜3日程度の案件が約6割を占めており、柔軟な働き方を望む方やワークライフバランスを重視する方に適した環境が整っています。

また、仲介を介さずクライアントと直接契約する直請案件が中心となっているため、高単価である点も大きな魅力のひとつです。

DAI
高収入を得られる案件が多いため、週3日の稼働でも安定した生活を実現しやすいでしょう。

案件の多くはスタートアップやベンチャー企業のものですが、規模の大きな企業の募集も取り扱っており、キャリアの幅を広げるチャンスが十分にあります。

引用:https://itpropartners.com/marketing

マーケターとしてキャリアアップしたい方は、希望条件やスキルなどについて一度相談することがおすすめです。

マーケターが業務委託案件を探す基準

マーケターの業務委託案件を探すときには、以下の観点から各サービスを比較しましょう。

  1. 自分のスキルに合った案件が多いか
  2. リモート可能な案件があるか
  3. 高単価な案件が多いか
DAI
それぞれ解説します!

①自分のスキルに合った案件が多いか

業務委託案件を探す際には、各サービスにおいて、自分のスキルに合った案件の掲載があるか確認しましょう。

フリーランスエージェントは、扱う案件の特性によって、それぞれ特徴が異なります。

  • ITエンジニアに特化しており、エンジニア系のスキルを活かせる
  • エンジニア・マーケター・デザイナーなど幅広い職種の案件を扱っている

フリーランスエージェントによっては、自分のスキルに合う案件や希望する業界での案件が少ない場合もあります。

重視するポイントを決めてから、利用するサービスを比較検討しましょう。

DAI
フリーランスエージェントの種類や特徴を知りたい方は、複数のエージェントを扱っている「エンジニアスタイル」がおすすめです。

②リモート可能な案件があるか

業務委託案件を探す際には、各サービスにおいて、リモート可能な案件の扱いがあるか確認しましょう。

リモート勤務のメリットは、自宅を含め自分の好きな場所で働けることです。

また、通勤時間がかからない分、仕事や趣味に時間を充てることができます。

DAI
リモートOKな案件を探す際には、「レバテックフリーランス」と「ITプロパートナーズ」がおすすめです。

③高単価な案件が多いか

業務委託案件を探す際には、各サービスにおいて、高単価案件の扱いがあるか確認しましょう。

高単価案件のなかでも、稼働時間が短いものがあれば、時給が高くなります。

時給が高い案件では、効率よく稼ぐことができます。

DAI
高単価案件を探す際には、「レバテックフリーランス」と「HiPro Tech」がおすすめです。案件の単価相場を比較するために、複数のエージェントから案件を探してみましょう。

業務委託契約の主な種類

企業が業務の外注をするために、一部の業務を他企業や個人に委託することを業務委託契約といいます。

契約をするには、報酬や納期、業務内容、進め方などについてお互いの了承が必要です。

そしてアルバイトのように雇用関係は発生せず、企業との関係は対等の状態で業務を進めます。

業務委託契約を大きく分類すると、次の3種類になります。

  • 準委任契約
  • 請負契約
  • 委任契約

契約の種類ごとに詳しく説明していきます。

DAI
それぞれ報酬の仕組みや契約内容が違うので、よく確認してください。

準委任契約

準委任契約の特徴は、報酬が時給や月給計算で発生することです。

準委任契約を交わしたマーケターは、成果物の作成や事務作業などの委託された業務を、時間内に行う必要があります。

メリット

準委任契約には、収入が安定しやすいというメリットがあります。

準委任契約では、時間内に安定した業務を行うことで報酬が発生するため、成果物の有無は報酬に関係しません。

つまり成果物の納品がなくとも稼働した時間だけ報酬が発生するので、安定した収入が得やすいのです。

デメリット

一方で、自由に稼働時間を選びにくい点がデメリットといえます。

シフトでの稼働が基本となるため、稼働の時間帯はクライアントによって違います。

そのため早朝や深夜など、自由に設定できるかどうかはわかりません。

定期的な業務報告も必要ですし、ある程度は業務の進め方もクライアントに管理されることになります。

そして企業側に評価されなければ、プロジェクト中でも契約終了のおそれがあることもデメリットの一つです。

請負契約

請負契約とは、成果物の完成、納品が義務付けられた契約のことです。

成果物の納品が報酬の支払いにつながる点で、正社員やアルバイトと異なります。

メリット

請負契約には、自由に働く場所や時間が選べるというメリットがあります。

成果物の完成と納品が請負契約の条件であって、働く場所や時間、業務の進め方については報告が求められません。

そのため、好きな場所や時間を選んで働ける場合が多いです。

デメリット

デメリットといえるのは、納品した成果物の品質によっては、報酬が受け取れないリスクがあることです。

場合によってはやり直しや報酬の減額を指示され、最悪のケースでは報酬が支払われないというリスクもあります。

もう一つのデメリットは、いくら工数がかかっても、報酬額が変わらないことです。

報酬が5万円でも、見積もり作業時間が最大100時間であれば、時給換算すると500円/時の案件になってしまいます。

DAI
請負契約の場合は、必ず工数に見合った報酬額かどうか確認しましょう。

委任契約

法律に関する業務を委託するものが委任契約です。

たとえば税理士に確定申告を委任する、裁判を起こす際に弁護士に委任するというケースがあります。

DAI
マーケターは法律に関する業務を委託されることはないので、委任契約は結びません。マーケターに関係するのは、準委任契約と請負契約の2つです。

マーケターが業務委託で働くメリット

マーケターが業務委託で働くことには、主に4つのメリットがあります。

  • 自分の好きな仕事に集中できる
  • 努力次第で収入アップが可能
  • 自分で業務時間を決められる
  • 人間関係のストレスから解放される
DAI
上から順番に見ていきます!

自分の好きな仕事に集中できる

自分の好きな仕事に集中できることが、1つ目のメリットです。

業務委託契約であれば、多様な案件の中から希望やスキルに合ったものを自由に選べます。

会社勤めの場合は、一定の条件のもとで決まった仕事に取り組まなければなりません。

自分の好きな仕事ばかりするわけにはいかず、ストレスもたまりやすいでしょう。

それに対して、自分の好きな仕事に集中できる業務委託契約なら、楽しく働けてストレスがたまりにくいのです。

努力次第で収入アップが可能

努力すれば収入を上げられることが、2つ目のメリットです。

給与体系によりますが、会社の場合は目覚ましい成果を上げたところで、さほど給与に影響しないケースもあります。

一方で業務委託の場合は、成果を出すことが契約の継続につながるうえ、場合によっては報酬アップもありえます。

仕事仲間やクライアントとの関係を築くなかで、待遇のよい仕事にスカウトされることもあるでしょう。

DAI
会社員の場合と比べ、大きく年収を上げるのも不可能ではないですよ。

自分で業務時間を決められる

自分で業務時間を決められる点が3つ目のメリットです。

請負契約なら自由に働く場所や時間を決められますし、準委任契約の場合も、会社員よりは柔軟にシフトの調整ができます。

納期を守れる範囲で自由に業務時間が選べ、好きな場所や時間で働けるのは大きなメリットでしょう。

DAI
自宅やカフェなど、自分が働きやすい場所を選べるのも魅力的です。

人間関係のストレスから解放される

4つ目のメリットは、人間関係のストレスがなくなることです。

会社勤めの場合、上司や同僚など一緒に働くメンバーの人間関係で悩むこともあるでしょう。

DAI
「もう会社を辞めたい」と追い込まれるほど辛いケースもあるかもしれませんね。

一方で業務委託は雇用関係と違って、業務上クライアントとの立場は対等です。

もしも担当者が合わなかった場合は、クライアントを変えてもよいのです。

DAI
上司や同僚、クライアントが流動的という点は、業務委託のよいところですね。

マーケターが業務委託で働くデメリット

もちろん業務委託にもデメリットはあります。

  • 労働基準法が適用されなくなる
  • 福利厚生が受けられない
  • 仕事のトラブルはすべて自己責任
DAI
「こんなはずでは……」と後悔する前に、デメリットを知って対策をとることが大切です。

労働基準法が適用されなくなる

1つ目のデメリットは、労働基準法の適用外となることです。

正社員やアルバイトのように雇用関係がないため、業務委託契約については報酬の条件や労働量が法律で定められていません

最低賃金も決まっていないので、報酬が労働量に見合わない低単価の案件を受注するリスクもあるのです。

DAI
業務内容や報酬については、事前の確認が大切です。確認し納得したうえで、契約するようにしてください!

福利厚生が受けられない

福利厚生が受けられない点もデメリットといえます。

もし事故やケガが起こった場合、会社員には雇用保険や労災保などの社会保険が適用されますが、業務委託契約は適用外です。

そのため必要な手当てが受けにくくなるので、自分の身を守るために、フリーランス用の保険に加入するなどの対策をしておきましょう。

仕事のトラブルはすべて自己責任

仕事のトラブルがすべて自己責任になるという点が、3つ目のデメリットです。

会社で従業員が起こしたトラブルは、ある程度会社が責任をとってくれます。

一方、もし業務委託契約で仕事上のトラブルが発生したら、すべてが自己責任になってしまいます。

企業が損害を被った場合、賠償責任を負わされることさえあるかもしれません。

そこまでいかずとも企業の望むスキルレベルに達しなかったり、納期に遅れたりした場合、たやすく契約の打ち切りにつながります。

DAI
自由度の高さが魅力の業務委託契約ですが、責任の重さは変わりません。この意識を絶やさないことが重要なのです。

業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要

業務委託契約を結ぶには、業務委託契約書を取り交わす必要があります。

業務委託契約書は契約後のトラブル発生を防ぎ、お互いを守る大切な書類です。

DAI
業務委託契約を結ぶためには、業務委託契約書が必須と考えてください。

業務委託契約書が必要な理由

業務委託契約書は、主に2つの理由から必要とされます。

  • 契約上のトラブルが起きにくくなる
  • 万が一のときに証拠として使える

業務委託契約書には、たとえば業務内容や報酬について書かれているので、「想定以上のスキルを求められた」「報酬が少なかった」などのトラブルを防ぐことができます。

このように契約上のトラブルを起きにくくするため、事前に業務委託契約書を取り交わすことが大切なのです。

DAI
急に報酬を減額されたり、予定外の業務が入ってきたりしても、業務委託契約書があれば正当に断れます。

また、業務委託契約書は万が一のときに証拠として使うことも可能です。

考えたくないケースですが、万が一裁判沙汰になった場合も、業務委託契約書の提出が求められます。

DAI
業務委託契約書の取り交わしが、自分の身を守ることにもつながります。必ず行いましょう。

業務委託契約で起きやすいトラブルとは?

業務委託契約では、主に以下のようなトラブルが起きやすいとされています。

  • 成果物に対する修正が何度も入ったが、報酬額は変わらなかったため時給が下がった
  • 契約範囲外の業務について依頼があったが、その分の報酬は支払われなかった

こうしたトラブルを防ぐために、業務委託契約書を通して詳細な業務内容を決めておいてください。

そうすればトラブルは起きず、互いに納得して業務が進められるようになります。

秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす

業務委託契約書だけでなく、案件によっては秘密保持契約書も必要となるケースがあります。

契約中に知った機密情報や個人情報を、業務遂行以外の目的で第三者に開示しないという約束が秘密保持契約です。

クライアントと秘密保持契約を結ぶなら、秘密保持契約書を取り交わしてください。

業務委託契約締結の主な流れ

業務委託契約を締結する流れは、以下のようになっています。

  1. 契約内容の詳細について話し合う
  2. 業務委託契約書を作成する
  3. 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
  4. 業務委託契約書を取り交わし、契約完了

①契約内容の詳細について話し合う

まずは契約内容について細かな話し合いをします。

  • 報酬額
  • 契約期間
  • 業務の範囲

上記の項目について、ある程度はっきり決めておくと安心です。

②業務委託契約書を作成する

①の話し合いをもとにして、業務委託契約書の作成にうつります。

自分で作成するわけではなく、業務を委託する側のクライアントが作成します。

③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う

できあがった業務委託契約書を確認し、認識の行き違いがないか見ておきます。

ここでのチェックが契約後のトラブルを防ぐことにつながるので、気になった点は小さなことでも解消しておきましょう。

④業務委託契約書を取り交わし、契約完了

互いに納得した内容で業務委託契約書を取り交わした時点で、契約が完了します。

本来であれば、業務委託契約書には記名捺印が必要です。

ただ近年はクラウド上での電子契約も増えており、電子捺印が可能なケースもあります。

業務委託契約の締結前に確認すべき条件

業務委託契約をする場合、事前にクライアントとの十分な話し合いが必要です。

ここではいざ契約する際に戸惑わないよう、契約内容のなかでも特に確認が必要なポイントについてお伝えします。

DAI
ぜひ参考にして、スムーズに契約を進めてくださいね。

契約形態は何か

一口に業務委託契約といっても、準委任契約と請負契約という二つの形態があります。

働き方や収入の安定性は契約形態によって異なるので、必ず契約形態を確認してください。

業務内容は何か

業務内容の項目では、自分がどんな業務を任されるのかチェックしましょう。

ここの確認が必要なのは、よくあるトラブルの一つである「思っていた以上の業務を任されたため、報酬額と業務量が見合わなかった」という事態を防ぐためです。

報酬についての記載はあるか

必ず業務委託契約書のなかで、報酬について以下の記載があることを確認します。

  • 報酬額
  • 支払い方法

上記はもちろん、次の視点でもチェックしてください。

  • 時間単価か、プロジェクト単位での支払いか
  • 報酬の計算方法

ここの認識がずれていると、支払額が想定を下回る、予定していた日程で報酬が支払われない、という事態が起こります。

一つずつ丁寧に確認しておきましょう。

報酬以外に経費の支払いはあるか

報酬とは別に、経費の支払いがどうなっているかという点も確認が重要です。

経費の例としては、業務に使う消耗品やパソコンの回線費用、電気代などがあります。

これらの経費は報酬に含まれているのか、それとも別に支払われるのかをチェックしてください。

ここが曖昧だと後に揉める原因となってしまうので、見逃せないポイントです。

稼働時間はどのくらいか

スケジュール管理に必要な稼働時間についても、確認しておかなければなりません。

案件によって、「最低稼働日数は週2日」など時間が定められている場合と、「100時間を基準として、90〜110時間の精算幅で◯万円」のように精算幅が定められている場合があります。

稼働時間はどのくらいで、どのように定められているのか、という点をあわせてチェックしてください。

稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか

稼働時間に精算幅が定められている場合は、報酬の控除または超過支払いがあるかどうかも確認が必要です。

これは実働時間が精算幅より少なければその分の報酬が差し引かれ、逆に実働時間が多ければ報酬に加算されるという仕組みを指します。

丁寧に確認しておけば、「時間外も働いたのに、その分の報酬が支払われなかった」などのトラブルが防げます。

報酬の支払日はいつか

クライアントごとに報酬の支払日についての規定は違うため、業務委託契約書のなかで確認してください。

特に請負契約の場合は、納品時ではなく検収完了時に報酬が支払われることもあります。

そのため検収日が締め日を過ぎていたら、報酬が翌月支払いになる可能性もあるでしょう。

納品から検収までどのくらいかかるかという点も、一緒にチェックしておくと安心です。

契約期間、更新の有無について

業務委託契約の契約期間はどのくらいなのか、そして契約終了後に更新はあるのかという点も確認してください。

更新がある場合、更新の条件についてもチェックしておきましょう。

DAI
更新の条件例として、規定の期間内にどちらかが解除を申し出ない限り、契約を自動更新すると記しているケースもあります。

損害賠償の記載はあるか

業務委託契約を結ぶ以上、損害賠償は避けて通れない問題です。

たとえば情報漏洩や著作権侵害、秘密保持契約違反などをしてしまうと、企業が損害を被ったとして、損害賠償請求をしてくる可能性があります。

DAI
全額を損害賠償することになってしまえば、金額が数百万円に達することも珍しくありません。

もちろん故意に企業に損害を与えようとはしないでしょうが、損害賠償について記載されているなら入念なチェックが必要です。

なかでも損害賠償を請求される期間やその条件については、もれなく確認をしてください。

不利な内容は記載されていないか

多くはありませんが、委託を受ける側に対してはっきりと不利な内容を記載している場合もあります。

たとえば「委託を受ける側が報酬の振込手数料を負担する」「契約終了後に起こった損害に対して全額賠償責任を負う」という記載があるかもしれません。

そしてこの記載に気付いたのが契約書を締結した後であったなら、もう手遅れです。

不利な契約をいったん結んでしまうと、将来の自分が苦しむことになってしまいます。

不利な内容の記載があったら、クライアントに修正を依頼しましょう。

最後までどちらか、あるいは互いに納得できない点があったなら、契約そのものを断ることも検討してください。

DAI
業務委託契約書は確認事項が多く、煩雑に感じるかもしれません。ですが将来の自分を守ることにつながるので、忘れずにおこなってください!

まとめ

本記事では、マーケターの業務委託案件が見つかるおすすめサイトと、業務委託契約を締結する流れや注意事項について説明しました。

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いくつかの案件サイトを併用して、自分の希望に合った案件を探しましょう。

マーケターの業務委託案件を探している方は、ぜひこの記事を参考にして活躍の場を広げていってください。

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