Webディレクターの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説

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そこで本記事では、Webディレクターの業務委託案件を探す基準や案件相場・おすすめのサイトなどについて解説します。

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目次

Webディレクターで業務委託はできる?未経験からも可能?

結論から言うと、Webディレクターとしての実務経験が2-3年以上あれば業務委託契約で仕事を受けることは可能です。WebディレクションはWebサイト制作やサービス開発において不可欠な役割であり、需要が高まっています。実際に、フリーランスエージェントなどではWebディレクターのフリーランス案件が多数掲載されています。

Webサイト制作やサービス開発の一連の経験(企画、要件定義、設計、進行管理、品質管理)や、コミュニケーション能力、プロジェクトマネジメントスキル、デザイン・開発に関する基礎知識があると、より多くの案件に対応でき、高単価も狙いやすくなります。

ただし、Webディレクターの実務経験がない場合、つまり未経験からフリーランスになるのは難しいのが現状です。多くの案件では実務経験が求められます。未経験の場合は、まずWeb制作会社などで実務経験を積むことをおすすめします。また、昨今ではフリーランスに求められるスキルが上がってきているため、微経験(経験年数〜2年)の場合は案件参画が難しくなってきています。

Webディレクターの業務委託案件の単価相場

単価中央値: 72.0万円
単価平均値: 72.2万円
単価相場案件数
0〜9万円18件
10〜19万円5件
20〜29万円5件
30〜39万円18件
40〜49万円25件
50〜59万円63件
60〜69万円122件
70〜79万円181件
80〜89万円146件
90〜99万円52件
100〜109万円28件
110〜119万円8件
120〜129万円2件
130〜139万円5件
140〜149万円5件
150〜159万円2件
160〜169万円0件
170〜179万円0件
180〜189万円0件
190〜199万円1件
200〜209万円1件
210〜219万円0件
220〜229万円0件
230〜239万円0件
240〜249万円0件
250〜259万円2件
260〜269万円0件
270〜279万円0件
280〜289万円0件
290〜299万円0件
300〜309万円0件
2025年11月時点
Webディレクターの業務委託案件を受注する際に重要なのが、案件の単価相場と、自身のスキルレベルでどの程度の単価が期待できるかを把握しておくことです。相場を知ることで、適切な報酬交渉や年収目標の設定に役立ちます。

フリーランスエージェントの求人情報や収集した案件データ(2025年7月時点)を分析すると、Webディレクターフリーランス案件の月額単価は、求められる経験年数やスキルセット、担当工程によって大きく変動しますが、月額60万円〜90万円程度が中心的な価格帯と言えそうです。最高単価は100万円を超える案件も見られます。

具体的には、以下のような傾向が見られます。

  • 月額80万円以上の高単価案件:大規模Webサイトリニューアルや新規Webサービス開発におけるPM/ディレクション経験が5年以上あり、さらにサービス企画、UX/UI設計、データ分析、グロースハックに関する実務経験や、ビジネスサイドとの折衝経験、特定ドメインの知識が求められることが多いです。
  • 月額60万円〜80万円程度の案件:Webサイト制作や運用におけるディレクション経験が3年以上あり、コンテンツマーケティング、SEOに関する知識や、複数のプロジェクトを同時に進行管理できるスキルがあると応募可能な案件が多く見られます。
  • 月額60万円未満の案件:Webディレクションの実務経験が1〜2年程度でも応募可能な案件が見られますが、数は少なめです。小規模サイトのディレクションや運用サポートが中心となることが多いようです。

このように、単にWebサイト制作の知識があるだけでなく、プロジェクトマネジメント能力、コミュニケーション能力、関連スキル(SEO, コンテンツマーケティング, UX/UIなど)の有無などが単価を左右する重要な要素となります。

例えば、月額80万円の案件を継続できれば年収は960万円となり、会社員時代よりも大幅な収入アップが期待できます。一方で、経験が浅いうちは単価が低めになる可能性も考慮しておきましょう。

DAI
自身のスキルセットを客観的に評価し、市場価値に見合った単価で案件を獲得していくことが、フリーランスとして成功するための鍵となります。

Webディレクターの業務委託案件例

ここでは、実際に募集されているWebディレクターのフリーランス案件の例を5つご紹介します。(2025年7月時点)

案件例①

案件タイトルWebディレクター/リモート可/会計ソフト企業のディレクション業務 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Webディレクター/大崎・五反田)| テクフリ
単価〜 550,000円
案件概要
会計ソフト販売企業においてディレクション業務をお任せいたします。
必要スキル
・ディレクション業務5年以上
・業務改善を推進した経験
・デザイン関連業務の経験(例:顧客とデザインについての話し合い・クオリティチェック等)
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例②

案件タイトルWebディレクター/常駐/大手ゲーム企業でのWebディレクター | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Webディレクター/渋谷)| テクフリ
単価〜 720,000円
案件概要
ゲーム事業に加え、アニメや漫画など多岐にわたる事業を展開しており、各事業においてWebサイトを活用した情報発信が求められています。
また、ゲーム事業の海外展開に伴い、Webサイトの多言語対応や、GDP...
必要スキル
• 動的Webサイトのプロジェクト管理・進行経験(3年以上)
• FigmaやXDを活用したワイヤーフレームやサイトマップの作成スキル
• GoogleスプレッドシートやGoogleスライドを用いたドキュメント作成(仕様書・企画書など)
• HTML・CSSの基礎知識
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例③

案件タイトルWebディレククター/一部リモート/大手通信キャリア系Webディレクション | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Webディレクター/東京23区)| テクフリ
単価〜 660,000円
案件概要
大手通信キャリアにて下記業務を担当いただく想定です。
・要件定義・WF作成〜デザイン・開発の進行や品質管理など、全体のディレクション
必要スキル
・WF作成経験
・WEBの制作に携わった経験3年
・要件定義
・デザイナーや開発エンジニアとの連携経験
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例④

案件タイトルディレクター/フルリモート/ふるさと納税事業のECサービスにおけるプランナー・マーケディレクター募集 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Webディレクター/都内)| テクフリ
単価〜 500,000円
案件概要
ふるさと納税事業を行う企業のECサービスの企画・マーケティングチームにて、
マーケ戦略をもとに目標設計、施策立案、実行まで一連のマーケティング活動を担っていただく想定です。
【想定業務】
・各種KPI...
必要スキル
・ECサイトにおけるWebディレクター経験
・SEO内部施策の立案、実行経験
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例⑤

案件タイトル開発ディレクター/フルリモート/ヘルスケア領域の新規プロダクトにおけるディレクション業務 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Webディレクター/初台)| テクフリ
単価〜 720,000円
案件概要
1.プロダクト開発の企画検討〜テスト〜リリースまでの一連の進行・管理
・企画検討(案件概要作成、要求作成、デザイン作成依頼及び確認・必要に応じてユーザーテストなど)
・自治体との折衝(仕様調整・スケジ...
必要スキル
・ITサービス企画経験(3年以上)
・開発ディレクション経験・PdM経験(3年以上)
求人元テクフリ
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp
これらの案件例からもわかるように、WebディレクターはWebサイト制作やサービス開発において多岐にわたる分野でフリーランス案件が存在します。

Webディレクターの業務委託案件探しにおすすめのエージェント

Webディレクター案件を探すフリーランス
Webディレクターの仕事探しにおすすめのサイトは以下のとおりです。

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それぞれ解説します。

レバテッククリエイター

レバテッククリエイター公式サイト:https://creator.levtech.jp/

運営会社 レバテック株式会社
公式サイト https://creator.levtech.jp/
契約形態 業務委託契約 ・派遣契約
対応地域 東京都・大阪府が中心
支払いサイト 15日サイト(月末締め翌月15日払い)
求人数 1,083件
リモート求人数 -
福利厚生 税理士紹介や確定申告セミナーなどの税務関連サポート
人間ドックやスポーツジムなどが特別価格で利用可能
レストランでの食事・映画鑑賞・旅行などを割引

レバテッククリエイターの特徴は、以下の通りです。

  1. クリエイター特化ならではのカウンセラーの専門性の高さ
  2. さまざまなデザイナー系職種に対応している
  3. 他社と比較して、デザイナー系職種のディレクターを多数募集している

フリーランスでも安定して働きたい方は、まずレバテッククリエイターに相談してみることをおすすめします。

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掲載案件の約70%が自社開発で、25%は週3日以下の稼働と、自由度の高い働き方を実現できます。さらに「案件リクエスト機能」により、今すぐ稼働できない方でも条件に合った案件を優先的に紹介してもらえる点も魅力。登録から契約までのサポートはすべて無料で、初めてのフリーランス活動でも安心して利用可能です。PM・エンジニアからデータサイエンティストまで幅広い職種に対応し、全国どこからでも参画できる案件も多数。キャリアの自由度と収入の最大化を両立したいITプロフェッショナルに最適なサービスです。

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HiPro Tech(ハイプロテック)の評判は?利用のメリット・デメリット、使うべき人を紹介

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テクフリ(TechCareer Freelance)は、株式会社アイデンティティーが運営するフリーランスエンジニア・クリエイター向けの案件紹介サービスです。

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さらに、ITフリーランスコンソーシアム(ITFC)による独自の福利厚生も充実。休業補償保険や報酬付き休暇、健康診断割引、税理士無料紹介・キャッシュバック、デリバリーや旅行の割引など、他社にはない特典が多数用意されています。

案件の約80%がリモート対応、週4日からの稼働も可能で、柔軟な働き方を実現。高単価案件や福利厚生を重視する方、エンジニア・クリエイター職種でキャリアアップを目指す方に最適です。ただし、実務経験2~3年以上が求められるため、経験の浅い方や地方在住で常駐案件を希望する方には向かない場合があります。登録・利用は完全無料。

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Webディレクター業務委託が身につけたいスキル3選

インディバースフリーランスの求人データを元に、Webディレクターフリーランスとして必須要件として特に求められるスキルを3つご紹介します。

スキル1: プロジェクトマネジメントスキル

Webサイト制作やシステム開発プロジェクトを円滑に進めるためには、スケジュール管理、タスク管理、リソース管理などのプロジェクトマネジメントスキルが不可欠です。複数の関係者と連携し、プロジェクトを成功に導く能力は、高単価案件を獲得する上で重要です。

関連:  PMの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説

スキル2: コミュニケーション能力と折衝力

クライアント、開発チーム、デザイナー、ライターなど、様々な立場の人々と円滑にコミュニケーションを取り、要件を正確に伝え、合意形成を図る能力はWebディレクターにとって最も重要なスキルの一つです。利害関係が一致しない場合の折衝力も求められます。

スキル3: Web制作・開発に関する基礎知識

デザイン、フロントエンド、バックエンド、SEOなど、Web制作・開発に関する幅広い基礎知識があると、各専門職との連携がスムーズになり、より的確なディレクションが可能になります。技術的な実現可能性を理解していることは、現実的な計画立案にも役立ちます。

関連:WordPressの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説

Webディレクターの業務委託案件を探す基準

Webディレクターの業務委託案件を選ぶときの基準は以下の3つです。

  • 自分のスキルに合った案件が多いか
  • リモート可能な案件があるか
  • 高単価な案件が多いか
DAI
順番に解説します!

自分のスキルに合った案件が多いか

案件サイトを選ぶ際には、自分のスキルに合った案件が豊富にあるかどうかを確認しましょう。

案件サイトでは、以下のようにそれぞれ特徴が異なります。

  • Webサイト制作やサービス開発領域に特化しており、Webディレクターを中心とした案件が多い
  • 高度なスキルを要求される分、ほかの案件サイトと比較して単価が高い
DAI
自分のスキルに合った案件が多ければ多いほど、選択肢も広がるので、案件の契約が終了してもすぐに新たな案件の獲得に期待できます。

リモート可能な案件があるか

リモート可能な案件があるかどうかもチェックしましょう。

出社が必須な案件よりもリモート案件の方が、通勤時間がかからず効率的に作業できます。

自宅やカフェなど自分の好きな場所でも働けるので、ストレス軽減にもつながるのです。

DAI
リモート案件は非常に人気が高いので、気になる案件を見つけたら積極的に応募しましょう!

高単価な案件が多いか

Webディレクターの業務委託として効率的に稼ぎたいのであれば、高単価な案件を多く掲載しているサイトを選ぶことが重要です。

高単価の案件は求められるスキルも高いですが、自身のスキルアップにつながります。

業務内容が同じでも掲載されているサイトによって案件単価も大きく異なるので、複数のサイトに登録しておきましょう。

下記でWebディレクターと関連性の高い職種の業務委託について解説しているので、参考にしてみてください。

業務委託契約の主な種類

業務委託契約とは、業務を外注したい企業が業務の一部を「他の企業」や「個人」に委託することです。

業務委託契約は、以下の3種類に分かれています。

  • 準委任契約
  • 請負契約
  • 委任契約
DAI
順番に解説します!

準委任契約

準委任契約とは、特定の業務を遂行した場合に報酬が支払われる契約です。

たとえ成果物が完成していなくても問題ありません。

メリット

準委任契約は、たとえ成果物が完成しなくても、しっかり稼働できれば報酬が支払われます。

そのため、収入を安定させられるのが準委任契約のメリットです。

デメリット

一方、準委任契約のデメリットはほかの契約形態と比較して、稼働時間における自由度が高くないことです。

事前にシフトを組んでから稼働するため、急にスケジュールを変更することはできません。

また業務の進捗状況を逐一報告しなければいけないケースも多いので、働き方自体は会社員とあまり変わりません。

仕事の進捗が遅かったり勤務態度が悪かったりする場合には、途中で契約を終了されてしまう恐れもあるため、注意が必要です。

請負契約

請負契約とは、成果物を完成させることで報酬が支払われる契約です。

メリット

請負契約では、クライアントが定めた納期までに成果物を完成させることで報酬が支払われます。

働く場所や時間などはすべて自分で決められるので、自由度が高いのがメリットです。

デメリット

一方で、納品した成果物がクライアントの求めているクオリティに達していない場合、何度も修正を指示される可能性があります。

あまりにも修正が多い場合には、支払いを拒否される恐れも。

DAI
認識の相違がないよう、業務に取り掛かる前にクライアントと綿密なコミュニケーションを取る必要があります。

委任契約

委任契約とは、法律に関する業務を委託する契約です。

以下のような内容が委任契約にあたります。

  • 確定申告を税理士に委任する
  • 弁護士に委任して裁判を起こす

Webディレクターの場合は結ぶことのない契約ですが、念のため覚えておきましょう。

Webディレクターの業務委託で働くメリット

Webディレクターの業務委託で働くメリットは、以下の4つです。

  • 自分の好きな仕事に集中できる
  • 努力次第で収入アップが可能
  • 自分で業務時間を決められる
  • 人間関係のストレスから解放される
DAI
順番に解説します!

自分の好きな仕事に集中できる

会社員であれば、自分が苦手な仕事であってもひたすらこなさなければいけないため、ストレスが溜まることも少なくありません。

しかし、業務委託であれば自分で仕事を選ぶことができます。

自分の好きな仕事に集中できるため、楽しく働きながらスキルアップにも期待できるのです。

努力次第で収入アップが可能

営業職であれば、契約数に応じてインセンティブが支給されることもありますが、それ以外の職種は基本的に給料が決まっています。

どれだけ頑張っても、すぐに給料へと反映されることはほとんどありません。

しかし、業務委託の場合には自身の努力が給料へと直接結びつくので、すぐに収入アップが見込めます。

DAI
業務委託に切り替えたことで、会社員時代よりも大幅な収入アップにつながった人も少なくありません。

自分で業務時間を決められる

会社員の場合、あらかじめ就業時間が決められていますが、業務委託は自分で決めることができます。

請負契約であれば、業務時間だけでなく働く時間や場所も自由です。

準委任契約でも会社員と比較すると自由度が高いので、プライベートを優先して働くことが可能です。

人間関係のストレスから解放される

会社員のなかには、仕事にやりがいがあっても「人間関係が辛くて仕事を辞めたい」と感じる人もいるのではないでしょうか。

業務委託は、案件によってさまざまなクライアントと契約を交わして業務を行います。

もしクライアントと上手くいかないときには、新たなクライアントを探せばよいので、人間関係のストレスから解放されるのも大きなメリットです。

DAI
仕事のパートナーを自分で決められるのも業務委託の魅力です。

Webディレクターの業務委託で働くデメリット

Webディレクターが業務委託として働く場合、メリットだけでなく以下のようなデメリットもあります。

  • 労働基準法が適用されなくなる
  • 福利厚生が受けられない
  • 仕事のトラブルはすべて自己責任
DAI
一つずつ解説します。

労働基準法が適用されなくなる

業務委託の場合、会社員と違って労働基準法が適用されません。

そのため、業務が終わらずに長時間労働となったり、時給換算すると最低賃金を下回ったりすることも少なくありません。

DAI
不当な扱いを受けないようにするためにも、契約する前に内容をしっかりと確かめておきましょう。

福利厚生が受けられない

業務委託では、会社員のように福利厚生が受けられないのもデメリットです。

そのため、怪我や病気になってしまい、働けなくなった場合には自分でどうにかしなければなりません。

たとえばエージェントによっては、正社員並みの福利厚生を提供しているところもあります。

DAI
万が一の出来事に備えて、事前に用意しておきましょう。

仕事のトラブルはすべて自己責任

会社員であれば、仕事でミスやトラブルが起きても上司や会社が守ってくれますが、業務委託として働く場合には全て自己責任です。

そのため、仕事上でミスやトラブルを起こしてしまい、クライアントに損害を与えた場合には、賠償責任を負わされることもあります。

DAI
これまで以上に責任感を持って仕事に取り組みましょう。

業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要

業務委託契約を結ぶときには、口約束ではいけません。

自分自身を守るためにも、必ず業務委託契約書での取り交わしが必要です。

業務委託契約書が必要な理由

業務委託契約書が必要な理由は、以下の2つです。

  • 契約上のトラブルが起きにくくなる
  • 万が一のときに証拠として使える

もし口約束のみで業務委託契約を締結した場合、時間の経過に伴いお互い認識の相違が発生してしまい、トラブルになることも珍しくありません。

業務委託契約書には、仕事内容や契約期間・報酬などについて細かく記載されています。

そのため、業務委託契約書があることで契約上のトラブルを未然に防ぐことができるのです。

DAI
業務委託契約書があるにもかかわらず、報酬を減額されたり追加で業務を依頼されたりした場合には、証拠としても使えます。

業務委託契約で起きやすいトラブルとは?

業務委託契約で起きやすいトラブルは、以下の2つです。

  • 成果物を提出したのにもかかわらず、何度も修正を求められて時給が低くなった
  • 契約内容に記載されていない業務を追加で依頼された

上記のようなトラブルを防ぐためにも、業務委託契約書を交わす際には不備がないかしっかり確認しましょう。

秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす

案件によっては、業務委託契約書と一緒に秘密保持契約書を取り交わすこともあります。

秘密保持契約とは、契約中にクライアントから共有された情報を業務以外で使用しないという契約です。

業務委託契約書を取り交わすとき同様、内容をしっかりと確認しましょう。

業務委託契約締結の主な流れ

業務委託契約は、以下のような流れで締結します。

  1. 契約内容の詳細について話し合う
  2. 業務委託契約書を作成する
  3. 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
  4. 業務委託契約書を取り交わし、契約完了

①契約内容の詳細について話し合う

まず、以下の契約内容について話し合います。

  • 報酬金額
  • 契約期間
  • 業務の範囲

契約を締結してからトラブルが起きないよう、明確に決めましょう。

②業務委託契約書を作成する

契約内容について問題がなければ、業務委託契約書を作成します。

一般的に、業務委託契約書を作成するのはクライアント側です。

③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う

クライアントが作成した業務委託契約書を共有してもらい、確認します。

少しでも気になることがあれば、契約する前に相談しておきましょう。

④業務委託契約書を取り交わし、契約完了

業務委託契約書の内容に問題がなければ、最後に捺印して契約完了です。

最近は書類ではなく、クラウド上でやり取りすることも多いので、柔軟に対応しましょう。

業務委託契約の締結前に確認すべき条件

業務委託契約の締結前に確認すべき条件は以下の通りです。

  • 業務形態は何か
  • 契約内容は何か
  • 報酬についての記載はあるか
  • 報酬以外に経費の支払いはあるか
  • 稼働時間はどのくらいか
  • 稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
  • 報酬の支払日はいつか
  • 契約期間、更新の有無について
  • 損害賠償の記載はあるか
  • 不利な内容は記載されていないか
DAI
順番に解説します。

契約形態は何か

業務委託契約には、準委任契約と請負契約の2つがあります。

どちらも契約内容は大きく異なるので、必ず確認しましょう。

業務内容は何か

業務内容の確認も怠ってはいけません。

業務委託契約を締結してから「自分が思っていた業務内容と違う」「報酬に見合わない量の業務量を任された」などというトラブルが起きないよう、必ずチェックしましょう。

報酬についての記載はあるか

業務委託契約書に以下2つの項目が記載されているか確かめましょう。

  • 報酬額
  • 支払い方法

クライアント側が書き忘れていることもあるので、記載がなければ直ちに報告しましょう。

報酬以外に経費の支払いはあるか

業務内容によっては、ツールやアプリなどを導入しなければいけないこともあります。

それらの費用が経費として計上できるかどうかも事前に確認しておきましょう。

経費として認められない場合には、報酬が高くてもその分の費用を差し引かれてしまうので、注意しましょう。

明記されていない場合には、締結前に必ず相談しておくのがおすすめです。

稼働時間はどのくらいか

業務委託契約書によっては、稼働時間が明確に記載されていないこともあります。

稼働時間は自身のスケジュールを管理する際にも大きく影響するので、必ずチェックしましょう。

稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか

稼働時間の精算幅が設けられている場合には、報酬の控除や超過支払いについて記載があるかどうかを確かめましょう。

ちなみに精算幅とは、1ヶ月でどれくらい働くかの時間幅のことです。

1ヶ月の労働時間が140〜180時間の契約の場合、140時間未満であれば報酬が差し引かれてしまい、180時間を超えたのであればその分加算されます。

DAI
Webディレクターの場合には精算幅が設けられる場合が多いので、覚えておきましょう。

報酬の支払日はいつか

報酬の支払日も確認しておきましょう。

翌月末支払いの場合もあれば、翌月10日支払いの場合もあるなど、さまざまです。

クライアントによって報酬の支払日が異なるので、注意が必要です。

契約期間、更新の有無について

案件によって契約期間や更新の有無についても異なります。

一般的には、お互いに解除の申し出がなければ、自動更新となります。

しかし、クライアントによっては条件を満たさないと更新されないということもあるので、気をつけましょう。

損害賠償の記載はあるか

業務委託契約の場合、仕事のトラブルはすべて自己責任です。

トラブルの内容によっては、数百万円以上の損害賠償を請求されることも珍しくありません。

そのため、具体的にどのような内容が損害賠償の対象になるのかを必ず確認しておきましょう。

不利な内容は記載されていないか

業務委託契約書によっては、「報酬の振込手数料を負担させられる」「契約終了後に発生した損害を全額賠償する」など、自分に不利な内容が明記されていることもあります。

それらの内容を確認しないまま契約してしまうと、自分自身を苦しめることにもなるので、必ず契約書には目を通すようにしましょう。

DAI
業務委託契約書は文字数が多いので確認するのが手間ですが、未来の自分を守るために必ず行いましょう。

まとめ

本記事では、Webディレクターにおけるおすすめの案件サイトや業務委託契約を結ぶ流れ・注意事項などについて解説しました。

業務委託は自分の好きな仕事を選べて、自分で働く時間や働く場所を決められます。

業務委託契約にも準委任契約や請負契約があるので、自分に合った契約形態を選びましょう。

今回紹介した4つのサイトはどれもおすすめです。

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